17歳の 下垂体性TSH分泌亢進症

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◆17歳の娘の 「見えている下垂体の腫瘍は全部取れたからね」と山田先生◆

術後3ヶ月が過ぎました。その節は娘の手術を本当にありがとうございました。17歳です。
始めの症状は頭痛、発汗、手の震えでした。近くの心療内科を受診して血液検査をしたと
ころ、ホルモン異常があることがわかり念のため大きな病院で診てもらった方がいいと言
われ、詳しく検査をしに行きました。そこで下垂体に腫瘍があることがわかりました。

とても心配になり、インターネットで調べているうちに、山田正三先生のホームページ
見つけました。山田先生は、世界的名医と書かれていたこともあり、どうしても相談した
くなり、メールをしました。2021年4月のことです。すぐに返信を下さり、その後電話を
下さいました。相談の結果、すぐに診てくださるとのことで、予約をとりました。診断の
結果は、下垂体性TSH分泌亢進症であることがわかりました。とても珍しいとのこと。心
配そうにしている娘に山田先生は「大丈夫だよ。死ぬ病気じゃないし、先生がとってあげ
るからね。」と言い安心させてくれました。それからは、手術をするにあたり、注射や薬
を使って下垂体の手術時に1番いい状態になる様にしてくれました。下垂体手術の準備は
順調に進み万全な状態で2021年6月8日に手術をする運びとなりました。ドキドキしながら
待っていました。術後すぐに山田先生が説明をしてくれて「見えている下垂体の腫瘍は全
部取れたからね」と言ってくれました。心配していた下垂体腫瘍の手術後の合併症は何も
ありませんでした。ネットにも、下垂体腫瘍の名医が行うと合併症の確率も変わってくる
と書いてありました。山田先生に頼んで本当に良かったです。本人も「手術は大成功だっ
たね。山田先生にやってもらえて良かった」と言っていました。現在は頭痛も治まり、普
通の生活を送れています。山田先生をはじめ、森山記念病院の皆様本当にありがとうござ
いました。


関東近隣にお住まいの 17歳女性の方で、TSH産生腺腫の方です。TSH産生腺
腫は下垂体腺腫の中でも1~2%という珍しい機能性下垂体腺腫です。また２０
歳前の患者さんは更に稀です。一般にTSH産生腺腫の年間発症率は1000万人
に一人と言われています。バセドウ病に比べると甲状腺機能亢進症状は軽く
頭痛、動悸、体重減少、不整脈、発汗過多などが認められます。この患者さ
んにも頭痛、発汗過多、手の震えなどがあったようです。腫瘍は一般に硬く、海綿静脈
洞への浸潤も珍しくありません。従って手術成績は一般に他の機能性下垂体腺腫と比べ
不良と言われていますがこの方では完全寛解に持っていくことが出来ました。そして症
状も消失したとのことで我々も安心いたしました。
手術を乗り越えれば、必ず良い人生がひらけます。

お若い年齢での下垂体腫瘍の発症などのご相談は下記
メール相談、セカンドオピニオン等気兼ねなく小生にメールを下さい。
　
山田　正三

～皆さんが病を乗り越え、調和に満ちた人生を過ごせるよう、手術を通し、皆さんのご健康をお祈しています～