森山脳神経センター病院   山田正三

〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院

Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
山田正三 直通:03-5679-1224 / 代表:03-3675-1211
  • Home
  • 山田正三 ご挨拶
  • 下垂体と下垂体疾患
  • 下垂体疾患の診断と治療
  • 下垂体腫瘍の手術
  • 頭蓋咽頭腫
  • 下垂体腫瘍の治療実績と治療体制
  • ラトケ嚢胞
  • 最も多い質問とその回答
  • 最近の喜びの声
  • 過去20年の喜びの声
  • メール及び手紙で相談
  • 下垂体NEWS⋆音声お知らせ
  • アクセス

安心して入院生活を送ることができました(先端巨大症)

By admin • 12月 26, 2019 • 安心して入院生活を送ることができました(先端巨大症) はコメントを受け付けていません

Tweet
LINEで送る

—————————————————————————————————————

◆安心して入院生活を送ることができました(先端巨大症)◆

山田先生、今年のX月に先端巨大症の手術でお世話になりました、◯◯◯
です。年末のお忙しい中の連絡になってしまい、申し訳ありません。また
もう少し早くお礼の連絡を入れるべきだったのですが、今になってしまい
ました。この度はお忙しい中、また急にメールで連絡を入れたにも関わら
ず、手術を担当して頂きまして本当にありがとうございました。下垂体に
腫瘍が見つかったときは、病気とは無縁だった私がまさか…と、かなりショ
ックを受けました。子どもがまだ3歳ということもあり、私に何かあったら…
と一日中不安になることもありました。近所の脳神経外科で手術をしてい
ただける先生を紹介して頂いたのですが、下垂体といえども頭の手術で不
安だったこともあり、手術の経験が豊富な先生にお願いしたいと思い、自
分で色々と調べているうちに山田先生のホームページに辿り着きました。
先生のホームページを拝見しているうちに、『この先生にお願いしたい!
先生にお願いしてダメだったらしょうがない。』と思い、その日のうちに
先生宛にメールをさせて頂きました。突然の連絡だったにもかかわらず、
先生は早急に返信を下さり、「手術は私が引き受けますよ。」と快くおっ
しゃって頂き、私が福岡に住んでいることを考慮し、福岡の病院で事前の
検査が全てできるように手配して頂きました。なので、私が森山記念病院
に伺ったのは手術の前日。娘が小さかった私にとっては、東京での入院が
最短で済んだことは本当にありがたかったです。
手術前日の入院で大丈夫かな?と思ったこともあったのですが、山田先生
と地元の◯◯先生がしっかり連絡をとって頂いているとお聞きしたので、
安心して手術をお任せすることができたように思います。初めての手術で
術前も術後も色々と不安でしたが、森山記念病院、森山脳神経センター
病院のどちらの看護師の方もとても優しくにこやかにいつも接して頂き、
安心して入院生活を送ることができました。

福岡に戻ってから耳鼻科に通った際も耳鼻科の先生から『本当に傷口が
綺麗ですねー。どの先生にもこれくらいの手術をしてもらえると私達も
助かるんですけどねー。』と言ってもらい、山田先生の凄さを改めて実
感しました。私の場合、全ての腫瘍を取りきるのは難しく、残存してい
るものがあるのですが、8月のMRIでは目に見えて確認できるものはなく、
月に一度の注射でソマトメジンの値も今のところ安定しています。
これも本当に先生を始め、担当して頂いた、石田先生、看護師の方々の
おかげです。先生のお陰で今も家族と楽しく過ごすことができ、手術前
と何ら変わらない生活を送ることができています。本当に先生に手術し
て頂けてよかったです。また、何か不安なことがあるときは連絡させて
頂くことがあるかと思いますが、そのときはよろしくお願いします。
年末のお忙しい時期のお礼になってしまい、すみません。まだまだ、寒い
日が続きますが、先生もお身体大切にされて下さい。先生の益々のご活躍、
期待しています。よいお年をお迎え下さい。

福岡県 ◯◯◯◯
12月
この患者さんは、腫瘍が右海綿静脈洞に浸潤しKnospのGrade4と 呼ばれる内頸動脈を完全に腫瘍が取り囲む、現在でも手術での 完治が不可能なタイプの腫瘍による先端巨大症でした。この手の 腫瘍は従来のソマトスタチンアナログ(サンドスタチンやソマチュ リン)が一般に効きにくい腫瘍で、多くはIGF-1を正常化させるに はカバサール、シグニフォーやソマバートなど多数のお薬を複合的に組み合わ せ使用する必要がありますし、場合によってはそれでもIGF-1を正常化できな い場合がある大変難しい腫瘍です。そのためにも、たとえ腫瘍を全摘できなく ても、できるだけ腫瘍を切除して、可能な限り術後(薬物投与開始前の)の IGF-1を低下させておくことが、術後の補助療法(薬物療法や放射線療法) の簡素化や最終的にIGF-1を正常化させるためには極めて重要です。すなわ ち手術で完治できなくても、最大限IGF-1を低下させるような手術(腫瘍の 体積をできるだけ減らす手術)が大事なのです。この患者さんもこの方針に 則り内頸動脈周囲の腫瘍も可能な限り切除し、結果術後明らかな腫瘍の残存 はMRIでもはっきりしない(もちろん細胞レベルでは残存しています)程度 にまでなり、現在ソマチュリンの月一回の投与でIGF-1の正常化と、症状の 著明な改善が得られています。今後妊娠を考えたいとのご意志のようですが、 その際のソマチュリンの使用をどうするかなど、今後も相談に乗って行き たいと思っています。 山田 正三

共有:

  • クリックして X で共有 (新しいウィンドウで開きます) X
  • Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます) Facebook

関連

Categories:喜びの声
Tags:先端巨大症

admin

Comments are closed.

Copyright © 623 communication Lab All Rights Reserved.
 

コメントを読み込み中…