森山脳神経センター病院   山田正三

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足のサイズが大きく 下垂体腫瘍(先端巨大症)だった

By admin • 6月 4, 2023 • 足のサイズが大きく 下垂体腫瘍(先端巨大症)だった はコメントを受け付けていません

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◆「足のサイズが大きく」先端巨大症◆

「足のサイズが大きくなった」と息子から聞くまではずっと睡眠障害なのでは?と家族みんなで思っていました。職場で意識を失くす、 倒れる、強烈な睡魔に襲われる、ダルいなどの症状があったからです。 しかし足のサイズが大きくなったは24歳の成人が言うのはおかしいと思い、 調べてみたら「下垂体腺腫」という下垂体に腫瘍があることで 成長ホルモンが過剰に分泌されたりする病気があることを知りました。

内分泌科で血液検査、入院をしての検査から下垂体成長ホルモン分泌亢進症、 100万人に数人しかいない難病だとわかりました。 そういえば顔も変わってきていて毛も濃くなっていました。なにより日常生活に支障があります。 たくさんの体験談を読んでいくうちに「M病院のY先生」と書いているのを幾度か目にして それが森山記念病院の山田正三先生だと知りました。 連絡をしましたらすぐに返信してくださり快く受け入れてくださいました。 九州の長崎から東京のこちらの病院で手術をできることになり多少は不安がありましたが、すごい名医の山田先生にしていただけることがうれしかったです。 血管にも食い込んでいて剥がすのが大変な手術でしたが、おかげさまで息子本人への身体の負担は少なくて下垂体腫瘍の術後の回復がとても早く驚きました。退院後も順調です。あまりに元気に歩き回り、逆に心配したほどです。

ここ3、4年は身体がキツかったそうで、それが当たり前になっていたようで、現在は軽くなってスッキリしたような感じだそうです。強烈な睡魔もありません。 もし腫瘍が取れない場合は人生の大半がありとあらゆる病気のオンパレードになってしまいます。外見も変わっていってしまいます。それを綺麗に取り除いていただき、このような不思議な病気から山田先生に救っていただいて本当に感謝です。 これからは身体を大事にして再発せずに過ごすことが先生への唯一の恩返しと思いながら過ごしてくれることを願っています。

長崎県 24歳 男性

先端巨大症の予後は、無治療の場合の自然歴が一般人口と比べ標準化死亡率(一般の病気のない方と比べた場合の同年代での死亡率)で2倍程度高くなること、治療が行われIGF-1(ソマトメジンC)が正常化(基準値内に収まる)した場合のその後の死亡率は一般人と変わらなくなることが報告されています。また近年の報告でもその合併症の発症から先端巨大症の診断に至るまでの期間が長ければ長いほど合併症の数が増えることやその死亡率が高くなることが報告されています。従って先端巨大症はたとえ症状がない、あるいは軽くても早期の治療が必要な疾患です。この患者さんのように早期に治療を受けることはとても重要ですし、このお母様のように早めに息子さんに治療を受けさせたことは、息子さんにとっても何よりの贈り物となったと思います。
山田 正三

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Categories:喜びの声
Tags:先端巨大症 足のサイズ

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