〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院
Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
By admin • 8月 26, 2019 • 下垂体の権威「山田正三先生」 はコメントを受け付けていません
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◆下垂体の権威「山田正三先生」◆
○年の長崎県に生まれた私は、20歳の頃、北海道で〇〇勤務中に下垂体腺腫の卒中を起こ
し、倒れた。その後郷里に帰り一回目の手術を鼻中から、二回目に開頭手術、最後に
20回の放射線治療を受けた。 今回24年が経過して、まさかの再発、地元の病院や大学病院を受診しても、 「腫瘍が頸動脈に絡みついていて、リスクが高すぎる」「当院では無理です」と突き離
され、セカンドオピニオンを探すように促された。家族と相談、ふと下垂体の会に尽力
されてきた“下垂体外科医 山田正三先生”の名が頭に浮かんだ。 地方からお願いしても、多忙な先生の事、到底無理だと半分諦め乍ら、山田正三先生
のホームページにメールを送らせて貰った。不安な毎日、山田先生からの電話をひたすら
待った。暮も押し迫ったある日、先生からの電話「東京へいらっしゃい!」の言葉を聞い
た時は、嬉しさで小躍りしてしまいました。 年明けて令和元年1月26日、江戸川区北葛西の森山記念病院にて先生に執刀して
頂いた。手術はベストチームで右頬骨を切除しての開頭からの腫瘍摘出手術で無事成功。
何よりも低侵襲により早く元気になりました。遠方からの患者さんは私だけでなく、
山田先生を頼って来られた患者さんは他にも多かった。 又、アフターにおいては再発予防の為の定期検査の具体的指導や、困った時の質問など。
山田正三先生、どうかこの先、御自身のお体に十分留意されて先生の素晴らしい
オーラと医術で多くの人々を助けて下さい。 立〇〇〇 2019年 8月
山田正三:非機能性の大きな腫瘍で下垂体部より鞍上部、特に右前頭側頭様に
大きく進展する腫瘍で、経鼻手術での切除は意味がなく、開頭術、それも出切
りだけ下から無理なく見上げられるように右の頬骨を切除する方法(zygomatic
approachと言います)で腫瘍を亜全摘し、一部内頸動脈周囲に強固に癒着して
いた部分を除き切除しました(切除率95%)。このように開頭術が必要となる
症例は極めて稀ですが、未だに存在します。 このような症例にも十分に当施設では対応が可能となっています。それとやはり、このよ
うに大きくなる前にできれば発見し、再手術なしに追加の放射線療法で済むようにしたい
ものです。そのためには過剰なホルモンの産生がない、非機能性下垂体腺腫では他にマーカ
ーがないためやはり10年間は一年に一度のMRIでのフォローを術後も是非行ってほしいものです。
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