森山脳神経センター病院   山田正三

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コロナ緊急事態宣言中の下垂体手術の様子

By admin • 5月 7, 2020 • コロナ緊急事態宣言中の下垂体手術の様子 はコメントを受け付けていません

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眼球保護としてのフェイスシールド±ゴーグル、N95のマスクあるいは電動ファン付き呼吸用保護具(PAPR)を装着。



身体の保護として の不浸透性長袖ガウンと、皮膚の露出の少ない手術用帽子を装着して臨む。
我々も現在手術を行う際にはこのような装備をつけ、

命がけで手術を行なっています。

経鼻でおこなう下垂体の手術は特に(患者さんにではなく医療者側にとって)リスクの高い手術と考えられています。
なぜならウイルスの多い鼻腔や咽頭を操作するためです。

このような場合には手術前に、患者さんがCOVID-19に感染していないかどうかを調べることが推奨されています。

まずは問診、全身状態、採血検査や胸部CT検査を行い、
それが問題なかった場合、また直前(48時間前)のPCR検査が陰性の患者様であれば、手術を行うのに通常の手術個人防護具(ガウン、マスク、帽子、手袋)で十分とされています。 

しかし現在自治体が認定した感染症特定病院やその協力病院以外の多くの病院では残念ながらPCR検査が保険診療で認められていないのが現状です(全くけしからんことです)。どの外科関連学会からも不急の手術は当面1ヶ月あるいはそれ以上延期するように勧告されています。

しかし1ヶ月以内の手術が必要な視野障害を呈する腫瘍や、早期の手術が必要なクッシング病の患者さんなど準急患の患者さんや、下垂体卒中などで緊急の手術が必要な患者さんには手術が必要です。

 

 

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