〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院
Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
By admin • 9月 21, 2024 • 山田先生は生きていく上での指針 はコメントを受け付けていません
2024年2月20日に2度目の下垂体腫瘍を摘出していただきました。20年ほど前にTSH産生腫瘍なる珍しい病気が見つかり、20代の若者には受け止めきれない衝撃がありました。 昨今のようにインターネットなど盛んではなかった時代に山田先生に出会えた事は、とても幸運でした。 最初の診察で、どうしても手術から逃げたい自分の話を2時間以上かけて聞いて下さり、最終的には『もとの身体にして返すよ!』と、これ以上ない言葉をいただき手術に踏み切ることができました。 約束通り、とても大きく硬い腫瘍を何の後遺症もなくもとの身体で手術を終えることができました。 1番の症状であった頻脈も正常に戻り、投薬などの治療も一切なく 山田先生への感謝と尊敬は増すばかり一緒に写真を撮ってもらい、笑顔で退院を迎えられたのを覚えています。 当時、手術を受けた病院は虎の門病院でした。とても意識が高く素晴らしい病院です。 自分が住んでいる茨城からは2時間程かかりましたが、山田先生、内分泌内科の竹下先生そして虎の門病院とのご縁を大切にしたいと思い毎年、受診させていただいておりました。
手術から17年経ったころの診察で腫瘍がある事が分かり、とにかく動揺しました。 翌日には森山記念病院に居られた山田先生から直接電話を頂き、心のケアーをしていただいたことを覚えております。仕事で代表を務めている自分にとって、病気が外に漏れる事はマイナスと捉え、お盆休み中に検査入院をしました。
その際も、お休み中にもかかわらず山田先生が病棟に出向いてくださり、手術への不安や軌道に乗っている仕事への障壁等の話を永遠と聞いて下さりました。幸いに症状がでていたわけではなかったので、結論的には焦らずに治療方針を決めていく事に。 それから、3年経過し手術を迎える時期に。手術はどうしても山田先生にお願いしたかったので、森山記念病院にて手術をしていただきました。今回も無事に手術を終えて1週間での退院。山田先生そして医療の進化を感じました。 20年前とは身体への負担が格段に少なかったです。山田先生と一緒に手術をして下さった石田先生の言葉に、『とても難しく山田先生でなくては出来ない手術でした!』と。にもかかわらず何事も無かったように淡々としている山田先生に惚れ惚れします。
自分としては今後、仕事も第一線から退く考えがありましたが、山田先生が、こんなにも人の為に尽くす姿を見て 若輩の自分は、まだまだやる事があるな!と気づかされました。山田先生はじめ、とても献身的に対応してくれた石田先生、看護師さん達には感謝と尊敬がやみません。 現在術後半年、一線で活躍できております。半年の間にも心配性な自分は不安な時、先生に電話させていただいておりますがいつも気持ちよく接してくださり、ありがとうございます。まだまだ成長する自分の姿を先生に見てもらいたいので引き続き、よろしくお願い致します。
2024年9月 茨城県、男性
この患者さんはTSH産生腫瘍で最初は視野障害を呈する硬くて大きな腫瘍でした。全摘しましたが、今回右側の海綿静脈洞の内側壁に沿って浸潤しつつ再発を呈してきた腫瘍でした。いつものように海綿静脈洞を開放し浸潤内側壁を含めて全摘いたしました。患者さんとは長い付き合いになりました。しかしこのようにその方の長い人生に寄り添いつつ治療をさせていただけたことは私にとっても至上の喜びです。末長くお元気でご活躍されますことを祈願しております。
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