〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院
Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
By admin • 9月 4, 2019 • 素晴らしい先生に手術をして頂けて感謝でいっぱいです。 はコメントを受け付けていません
—————————————————————————————————————
◆素晴らしい先生に手術をして頂けて感謝でいっぱいです◆
201X年X月X日に手術をして頂きました、福井県の◯◯◯◯3X歳です。山田先生のよ
うな素晴らしい先生に手術をして頂けて感謝でいっぱいです。X歳の娘を福井に残し、
地方から東京の山田先生の元に行く事はとても勇気がいる事でした。
東京で独りぼっちの入院。私も寂しいけど娘も福井で頑張るんだから私がクヨクヨ
してはいけない!頑張ろう!と決心しました。 しかしその不安とはうらはらに、森山記念病院での手術、その後の入院生活がとて も快適で楽しい入院生活となったのです。 それは受け持ち医の中瀬先生、4F病棟のナースの方々の支えがあったからです。 術後の観察室で過ごした1泊が一番辛かったのですが、とても親切に看病して くださったナースさんが神様の様でした。 大変お世話になったナースの方々と最後に記念撮影までして頂き、東京に一人旅を しに来た様な楽しさでした。そして術後説明の時に山田先生にも一緒に写真とって ください、とお願いしたら快く撮ってくださいました!私の宝物です! また、遠方から来ている私への配慮で、手術日前日の入院(術前検査、術前説明) は入院当日にして頂き、10日程で退院できると思います、とおっしゃって頂き、 私は本当に10日で退院することができたのです。本当に本当にありがとうござい ました。少し長くなりますが、私の下垂体腫瘍の発見と山田正三先生との出会い、 そして手術をお願いするまでの経緯を書かせてください。 201X年夏。その日は朝から体調不良で運転できない程のめまいが起こり、その後も 倦怠感、血の気が引いて気が遠くなるような感じが度々ありました。でも仕事は何 とかこなしておりました。 初めはめまいで地元の耳鼻科を受診しましたが改善はされず、脳に異常があるかも しれないと思いMRIを撮ることにしました。結果は下垂体に液体のような腫瘍が映 り、「ラトケ嚢胞」疑い。経過観察にて半年後MRIを再び撮ると半年で5㎜も腫瘍 が大きくなっていました。地元の病院の診断ではラトケ嚢胞、下垂体腺腫、頭蓋咽 頭腫のいずれかであり、経鼻手術か開頭手術になるとの事でした。また、半年で腫 瘍が大きくなっているので手術した方がよいとの事。 私は開頭手術だけはリスクもあるし、絶対に避けたい、何より女性なので髪を剃ら ないといけない事も嫌でした。 そして一番に、本当に手術をする必要があるのか?という疑問がありました。 ラトケ嚢胞疑いのころから下垂体にまつわる事をインターネットで調べまくりまし た。色々な方のブログも読みあさり、その中で「T病院のY先生」というキーワード がほとんどのブログで出てきて、中には虎の門病院の山田先生と、はっきり書いて くださっている方がいて皆さん、山田正三先生と出会えてよかった、とても感謝し
ている、術後の通院で山田先生に早く会いたい、など山田先生のとても素晴らしいお人 柄が読み取れるような事ばかりが書いてありました。(現在は森山脳神経外センタ ーにいっらしゃる事もインターネットで調べるとすぐに出てきました) そのブログの中でも、「山田先生のHPにアクセスしてMRI画像付きでメールを送る と山田先生が診断してくださる」という記事を何度が目にしました。
私は、地元の病院では病名の診断がついていなかったので、直ぐに山田先生にメール
をして私腫瘍は何なのか、本当に手術しないといけないものなのか、どうにも埒が明
かず山田先生にメールをする事にしました。先生から返信がなくてもいいや!とりあ
えずメールしてみよう!
すると2日後に山田先生から本当に返信がきました!!! 感動です!しかもこちらのメールの方がやりとりが早くできるからと、先生直結の メールアドレスから返信を頂きました!そして山田先生から直接お電話も頂き、 飛び上がるほど嬉しかったです!!先生は「紹介状を持って一度東京へおいで、 その時に外来で色々と検査も出来るから」と言ってくださり、飛行機やホテルを 予約し母と二人で上京しました。 地元の病院では簡易的であった血液検査を山田先生は術前にきっちりしておく必要 がある(難病指定の申請等が必要な場合もあるから)と言って検査してくださいま した。やはり間脳下垂体専門の先生に診て頂くのか心強いと思いました。 その後山田先生に初めてお会いしてMRIの画像を見て頂きました。先生は90%以上の 確率で下垂体腫瘍で、もしかしたら頭蓋咽頭腫かもしれないけど、今の段階でどち らかを特定しなくてもいいよ、いずれにしても経鼻からの手術で、もし腫瘍の種類 が違っても手術中にその腫瘍にあったやり方で手術をするだけだから。それを聞い て私は感動でした!!頭蓋咽頭腫ならば開頭だと思っていたので、経鼻から手術出 来るなんて!もう私は絶対に山田先生に手術をお願いしよう!と決めました。 外来で山田先生を受診した2ヶ月後に森山記念病院にて手術をして頂きました。 手術が終わった後、山田正三先生が私の寝ているベットまで来てくださり、私の手を 握って「きれいに取れたよ!」と言ってくださった時はとても嬉しかったです。 私も先生の手を強く握り返して「うんうん」と、うなずきました。 「下垂体の手術は1回目の手術が肝心」と私はネットで知りました。 手術に立ち会ってくださった脳外科の中瀬先生からも腫瘍は複雑に入り組んでいた ので、山田先生に手術をしてもらって良かったですね、と言ってくださいました。 下垂体腫瘍の手術の不安がとれ、安心して手術ができました。 もし地元で手術をしていたら全て取り切れなかったか、開頭手術になっていたかも しれません。山田正三先生との出会いは貴重で類い稀です。
私は山田正三先生と出会えて手術をして頂けて本当に幸せ者です。
山田先生、ありがとうございました。こちらにたくさん書かせて頂きましたが、
まだまだ書き入れない程の感謝の気持ちでいっぱいです。 また半年後に経過のMRI画像をメールで送らせて頂きます。そして不安な事があった らまた相談させてください。 最後に、山田先生毎日お忙しい日々を送られている事かと思いますがどうかご自愛 ください。 福井県◯◯ ◯◯ 2019年
山田正三:この患者さんは下垂体病変とは別の理由でたまたま下垂体病変が
見つかったいわゆる偶発下垂体腫瘍(Pituitary incidentalomaと言いま
す)の患者さんです。偶発腫瘍の多くは手術の必要のない病変ですが、稀に
非機能性腺腫でも比較的大きく、詳しく検査すると既に視機能障害や内分泌
機能低下を呈しておられる方がいらっしゃいます。しかし自覚的に無症状で
あればこの方のように最初の病院で手術と言われても、慌てて結論を出さないで、他
の先生の意見もお聞きになることが重要です(セカンドオピニオン)。その上で最終
的な治療方針を決めるのがいいでしょう。また手術が必要になった時には下垂体腫瘍
の手術は最初が肝心ですので、経験豊かな先生に手術をお願いすることも重要です。
Comments are closed.