森山脳神経センター病院   山田正三

〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院

Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
山田正三 直通:03-5679-1224 / 代表:03-3675-1211
  • Home
  • 山田正三 ご挨拶
  • 下垂体と下垂体疾患
  • 経鼻法
  • 下垂体腫瘍 手術と治療法
  • 頭蓋咽頭腫
  • 下垂体腫瘍の治療実績と治療体制
  • 最も多い質問とその回答
  • 最近の喜びの声
  • 過去20年の喜びの声
  • メール及び手紙で相談
  • 下垂体NEWS⋆音声お知らせ
  • アクセス

「下垂体腫瘍は綺麗に取れたからね」と言われ心から安心しました

By admin • 1月 5, 2019 • 「下垂体腫瘍は綺麗に取れたからね」と言われ心から安心しました はコメントを受け付けていません

Tweet

———————————————————————————————————————

◆「綺麗に取れたからね」と言われ心から安心しました◆

2018年X月XX日に森山脳神経センター病院にて手術をして頂いた清●●子です。 昨年末から何度か過呼吸になり色々と調べていくうちに下垂体に水の様なものがあると分かりました。 
当時担当医師からは、頭蓋咽頭腫又は下垂体腺腫の疑いがあるとの事で担当医から
手術するなら開頭手術になるだろうと言われていました。
とても怖くなりインターネットで色々調べていた所、山田先生のHPに辿り着きました。 

毎週水曜日は虎ノ門病院で外来をしておられるという事で虎ノ門病院にご連絡。
当日外来に来てくださいと言って頂けたので担当医に紹介状を書いて頂いて、
外来で山田先生の所へお伺いしました。
下垂体腫瘍についてご丁寧に詳しく説明して下さり、提出したMRIを見て
「もし手術になった場合は経鼻手術法でできますよ。大丈夫、
先生が全部取ってあげるよ。」と仰って頂いた際には安心したのを覚えています。 

詳しい検査でのう胞性下垂体腺腫の可能性が高いとの事で3カ月程様子を見てみましたが、
大きさも変わらず視神経も圧迫。プロラクチン値も少し高くこのままだと妊娠も難しいと
の事で手術しましょうという事になりました。経鼻手術法とはいえ脳の手術という事で少
し動揺しましたが、不安に思っていることや手術に関しての質問など、お忙しいにも拘わ
らず全てに対応して頂き何度も「大丈夫だよ。」と声を掛けて頂きました。 

山田先生の今までの実績はもちろんですがお人柄がらも含め、山田先生とお話していると
今までの不安が消え本当に大丈夫と思え手術の決心がつきました。
お陰様で手術も成功し、術後山田先生から「綺麗に取れたからね。」と言って頂き心から
安心したのを覚えています。 週末にもわざわざ病室に様子を見に来て下さったり、質問に
も丁寧に答えて下さって本当に素晴らしい先生に出会えて感謝しております。 

また森山記念病院では山田先生の他にも石田先生にも色々とお世話になり本当にありがと
うございました。 看護師の皆さんもとても明るく献身的にケアして下さり、
親切で優しい方たちばかりで、入院が初めてだった私は本当に皆さんにフィジカル的にも
精神的にも助けて頂きありがとうございました。
 術後はプロラクチン値も下がり問題なかったのですが、地方から来ていたのできちんと下
垂体の機能を調べるということで、東京脳神経センターに転院して負荷試験もして頂きま
した。術後もIGF-1の値が少し高く、基準値は統計を元にしており正常でも基準値から外
れることはあるとの事でしたが、念には念のとの事で別途負荷試験もして頂き、全て正常
で問題が無いことも分かり本当にほっとしました。その際には内分泌の三木先生や小野先
生にご丁寧に説明をして頂き感謝しております。 
 
過呼吸と下垂体線種の関係はないかもしれませんが、術後は過呼吸の発症も1度もなく元気
に過ごしております。 今回山田先生をはじめとした素晴らしいチームの皆さんに出会えて
本当に感謝しております。ありがとうございました。 

手術までの間、不安になった際は山田先生のHPや喜びの声を読んで勇気を頂いていたの
で、これから手術を控えている患者さん達に少しでも参考になれば幸いです。 末筆なが
ら、お忙しい日々を過ごされている山田先生のご自愛のほどお祈りしつつ、お礼を申し上
げます。 また半年後お伺いさせて頂きます。この度は本当にありがとうございました。
 
清●●子

山田正三:この方の下垂体病変は嚢胞性下垂体腺腫でした。嚢胞の内溶液は水
溶性で、その周囲の嚢胞壁はやや硬い薄い腫瘍組織が裏打ちしていました。 
最終的に嚢胞壁自体が腫瘍であり、これを周囲の正常下垂体から丁寧に全周性
に剥離し腫瘍を全摘した症例です。嚢胞成分は時に自然縮小もあることなの
で、少し経過を観察してきましたが、腫瘍が縮小せず、視交叉を圧迫していたため
視野異常はありませんでしたが、早期の妊娠を希望されていることも鑑み、手術となりま
した。もしこの方が、閉経後で妊娠を希望されていないご高齢の方であれば、まだ十分経
過観察で良かったと思います。治療法はこのように腫瘍自体の要素だけではなく、個人の
要素も十分に考慮しなければなりません(このような個人個人で、その人に最適の治療を
行う医療のことをテーラーメイド医療といいます)。腫瘍も切除され今後は安心して就活
ならぬ妊活に励んでいただき、健康なお子さんを授かるよう私たちも祈願しています。



共有:

  • クリックして Twitter で共有 (新しいウィンドウで開きます)
  • Facebook で共有するにはクリックしてください (新しいウィンドウで開きます)

関連

Categories:喜びの声

admin

Comments are closed.

Copyright © 2010-2022 Microtech Overseas Corporation. All Rights Reserved.
 

コメントを読み込み中…