手術をしていただけて幸運だった

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◆手術をしていただけて幸運だった◆

平成３１年◯月X日に、森山記念病院でラトケのう胞の手術をしていただいた山◯です。
１０年前に山田先生に虎ノ門病院で診察していただきまだ小さいので手術しなくてよいとい
われ、遠方のため、地元の市民病院で経過観察してきましたが、のう胞が、だんだん大きく
なって視神経を圧拍しているから手術をと地元で勧められました。手術するのだったら、頭
のことなので、脳下垂体の手術件数が多い、名医の山田先生に是非お願いしたいと思い、ホ
ームページを見ました。
メールでも、電話でもご相談くださいと書いてありましたが、そんなに有名で偉い先生が
本当に、お返事を下さるかなと、半信半疑で、メールを送りました。
そうしたら本当に、先生からお電話をいただいて、手術の日をとっておいてあげますといわ
れ、先生に手術していただけるなんて、幸運だと、感謝しました。安心していらしてくださ
い、とメールいただきそれを信じて、東京に行きました。手術前日も、２人の看護婦さんか
ら、不安ですかと質問されましたが、先生を信頼していたので、全く不安は、ありませんで
した。術後も、翌日の昼から元気だったので、先生の手術が，本当にお上手だったんだと確
信しました。
先生とめぐりあって、手術をしていただけて幸運だったと感謝しております。
視神経の圧迫もなくなったのか、前より、小さい字もはっきり見え、両目とも明るく見える
ようになりました。(老眼か、白内障と思ってました　)　誠実な、お人柄と、技術力を兼ね
備えた、すばらしい先生と尊敬し感謝しております。有難うございました。

神戸　◯◯


山田正三：多くのラトケ嚢胞は手術になることはありませんが、時に
長期に渡りフォローされる患者さんの10%程度の方がその後視機能障害を
生じこの患者さんのように手術になることがあります。
もちろん治療が遅くなったわけではなく、症状が出てからの手術でも十分に
間に合います。この方もご高齢であるにもかかわらず、術後劇的に視機能が
回復されました。ただしこの病気は再貯留も20%程度で認められるので、
術後フォローが必要となります（一年に一度のMRI)。