〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院
Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
By admin • 8月 7, 2025 • 一筋の光明を見出した心地で山田先生へメールを はコメントを受け付けていません
20XX年X月、山田正三先生に下垂体腫瘍摘出手術をしていただきました。数年前に軽い脳梗塞で入院した際下垂体の指摘を受けましたがまだ小さく特に症状もなかったことから、毎年MRI検査を受けながら経過観察をしていました。 X-2年の初めころから右目の見え方に異変を感じ、数年前に白内障の手術を受けていたこともあり、かかりつけの眼科で検査を受けたところ近くの大学病院の脳神経外科を紹介されそこで精密検査を受けることになりました。結果は、下垂体腺腫が肥大し眼の視神経を圧迫して視野狭窄となっているとのことでした。 腫瘍の位置や大きさから経鼻手術では取り切れないため開頭手術が必要で、年齢的に体が手術に耐えられない可能性もあるがそれでも手術を行うか、このまま失明するのを待つか、別の病院で他の先生の意見を聴くか、選択肢は3つですとその場で告げられ、頭の中が真っ白になりました。よく考えて年明けの診察までに結論を出してくださいと言われ、その日は終了となりました。X-1年のX月下旬のことです。 その日の夜からネットで下垂体のことを調べ、すぐに山田先生が第一人者であられることを知りました。
また、HPで先生に直接ご連絡できることも分かり、伝手もないなか一筋の光明を見出した心地でメールいたしました。数日後、先生から直接携帯へご連絡をいただき(これには大変驚きましたが)X月中に一度診察していただく手配を整えていただきました。ここまでもあっという間の出来事でしたが、視野は日々狭く暗くなる一方でしたので、出来る限り早く診ていただきたいと希望を伝えました。 診察の日には必要な検査を全てしていただき、経鼻手術で対応できますよ、と仰っていただいた時の嬉しさは今でも忘れられません。その日のうちにX年X月X日に森山記念病院に入院、翌日午前中に手術が決まりました。手術が無事終わった後も、先生には病室に来ていただくたび励ましていただきました。傘寿を超えた身では回復まで時間がかかるのではないかとの心配も杞憂に終わり、X月X日には退院することができました。視神経が長期間圧迫されていたため視野が回復するかは手術をしてみなければ分からず、失明を避けることができればそれだけでもありがたいことと思っておりましたが、退院する頃には視界も明るく視野も広くなっていることを実感することが出来ました。X月には退院後初めての検査を森山脳神経センター病院の眼科外来で受け、視野が正常範囲内に戻っていることを確認していただきました。 山田先生には、この状態なら早く手術をするにこしたことはないと背中を押していただいたこと、日々迫りくる失明の恐怖から救っていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。あの時思い切って先生にご連絡して本当に良かったと心から思います。
森山記念病院に入院した際は、インフルエンザが流行っていたため家族との面会はできませんでしたが、看護師のみなさんにとても親切にしていただきました。また、手術の際にサポートしてくださった白水先生にも大変お世話になりました。初めての病院で不安もありましたが、おかげさまで快適に過ごすことができました。ありがとうございました。 もし、同じ病気で悩まれている方がいらっしゃったら、ぜひ山田先生へご相談されてみてください。 私の経験が少しでも皆様のお役に立てば幸いです。
80歳代女性 2025年 8月
コメント 受け持ちの先生から『腫瘍の位置や大きさから経鼻手術では取り切れないため開頭手術が必要で(この先生のご意見)、年齢的に体が手術に耐えられない可能性もあるがそれでも手術を行うか、このまま失明するのを待つか、別の病院で他の先生の意見を聴くか、選択肢は3つです』とセカンドオピニオンを選択肢の中で勧められたことは大変fairなご意見で良かったと思います。専門家でもないのに大丈夫私に任せてくださいと言われなくて良かったと思います。 何度も言いますがセカンドオピニオンは国で認められた制度です。自身の健康、命に関わることですから心配なら迷わずセカンドオピニオンを求めるべきです。ただその際 注意事項はきちんと今の先生の考え方を聞くこと、受け持ちに黙って他の医師の意見を求めにいくのではないこと(ドクターハンティング)これらのルールは患者のエチケットとして守るべきです。
山田 正三
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