〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院
Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
By admin • 8月 20, 2019 • 頭痛が減り、月に一度の注射からも解放されました はコメントを受け付けていません
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◆頭痛が減り月に一度の注射からも解放されました◆
○年の4月に森山記念病院で下垂体腺腫の手術をしていただいた阪○○○です。(○○大学より
紹介、先端巨大症で受診)落ち着いたらメールをと思っていましたが随分遅くなってしまい
ました、すみません。手術から数ヶ月経ち、一番嬉しい変化は頭痛が減ったことです! そして、月に一度の注射がなくなったこともとても嬉しいです。
注射の痛みはもちろんですが、通院のために仕事を休むことや、高額な医療費を公費
から助成してもらうことへの負い目など、再手術を受けて解放され本当に嬉しく
思います。ありがとうございます。 私が山田先生に手術してもらいたいと思ったのは、下垂会の医療講演会で先生が
血管の周りの腫瘍に対してかなり積極的にアプローチされているお話を聞いたからでした。 地元の大学病院での一度目の手術の後、腫瘍は取れる限りは取ったと言われていました。 でも残存腫瘍があり、成長ホルモンが正常範囲にはならず注射治療が続いていましたが、
注射の効果があることもあり、自分から進んで手術を希望しない限り再手術の選択肢は
ありませんでした。 毎月の注射がこの先一生続くのかとうんざりしていたんですが、先生の講演会をきっかけ
に今回再手術に踏み切って本当に良かったです。ありがとうございます。 お忙しいところ長々と失礼しました。 暑い日が続きますが、お体に気をつけてお過ごしください。 阪○○○ 2019年 8月 山田正三:確かに一度手術を受け、その後注射でIGF-1が基準値内にコント
ロールされている時にわざわざ再手術を受ける方はあまりいないと思います。
もちろんどうしても注射をやめたい、やめれるなら再手術も厭わないという
ことも稀にはあるかもしれません。その場合にも最初と同じ術者に聞いても
答えはおなじ”これ以上は無理です”です。したがってその場合には是非違う
外科医の意見を聞くべきです。それとは別にIGF-1値は基準値内でも難治性の頭痛に
苦しめられることがあります。特に腫瘍が残っている側の眼窩後部痛で、これは結構
激痛でかつ持続性で日常生活の質も落ちるような頭痛です。このような場合にはたとえ
全部残りの腫瘍が取れなくとも、血管周囲の腫瘍をできるだけとる再手術を行うことで
頭痛が寛解する、場合によってはピタリと止まることはよくあることですので、術後も
腫瘍が残り、その後、お薬でIGF-1値が基準値内に低下しても、難治性の頭痛でお困り
の方は諦めないで是非ご相談ください。 山田 正三
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