〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院
Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
By admin • 4月 11, 2025 • トルコ鞍部下垂体に腫瘍 山田先生の手術を受ける決心をしました。 はコメントを受け付けていません
愛媛県在住のIと申します。脳ドックで「トルコ鞍部下垂体に腫瘍が見られるので、精密検査をして下さい」との結果が出ました。「脳腫瘍」の結果を見た途端、ショックで血圧は急降下して冷や汗をかき、顔色は真っ青になりました。大混乱の頭で妻とネット検索をして「下垂体腺腫ではなかろうか」という事になりました。さらに検索で相談先を探し求めたところ、たどり着いたのが山田先生でした。数多くの手術を手掛けられ、メールで相談に応じて下さる事が決め手でした。山田先生から直接電話にて「心配しないで下さい。まず、MRIの画像を送って下さい」との連絡を頂きました。地元の大学病院では手術件数が少ないので、当初から山田先生にお世話になる決心をして、進みました。MRI画像やホルモン値検査の結果をお送りして見て頂き、「小さいので一年後の経過観察で良いでしょう」との助言でしたが、私の我儘で半年後に受診上京をする事になりました。森山神経センター病院でMRIを撮ったところ、かなり肥大していて、山田先生に「お盆前に手術を受けますか?」と勧められ、即決しました。妻子と両親にはとても心配をさせました。森山記念病院での入院生活は10泊。運良く尿崩症などの後遺症はありませんでした。退院後は耳鼻咽喉科で手術痕の経過観察。退院後は6日程自宅療養をして仕事に復帰。体力の戻りが実感できたのは退院50日後くらいでした。退院後は鼻うがいに励みました。退院後50日間くらいは、朝起床する際に、鼻から血?混じりの液体が少量出ていたので、枕元にティッシュを丸めた鼻栓を幾つか用意して、起きる際に鼻の穴へ詰めていました。退院後4カ月くらいは心理的にも不安定でした。退院半年後に各種検査をしたところ、特に問題は無いとのことで、今後は1年ごとの検査になりました。運動許可も出て、中断していた筋トレを再開しました。今後入院をされる方への助言として、地方から手術上京をする人は、退院日は退院許可が出て以降のため、帰りの航空券等の予約は下垂体腺腫事務の方と事前相談をしておく事が大切です。手術後は尿を毎日毎回計量するので紙パンツで過ごすのがお勧めです。身体を冷やしやすい人は、フリース等の持参をお勧めします。シャワーは手術前日と退院前の2回程度です。眠れない場合は、軽い睡眠導入剤を処方してもらいましょう。手術後は水分量と尿量を書くので筆記用具が必要です。最後になりましたが、山田正三先生に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。今後も宜しくお願いします。 2025 4月 愛媛県 I
患者さんは偶然見つかった(他の原因で写真をとったところたまたま下垂体に病気が見つかった。この様なものを下垂体偶発腫瘍と呼びます)腫瘍でした。特に下垂体機能低下、視機能障害がありませんでした。ただし鞍上部に突出しており、年齢を考慮して相対的手術適応症例と考え、ご本人のご意向も加味して手術を行いました。結果下垂体機能も温存され、腫瘍も全摘が可能でした。
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