山田正三先生が辛い病状から救ってくれました

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◆山田正三先生が辛い病状から救ってくれました（クッシング病）◆

私は2020年11月17日に森山記念病院で山田先生はじめ、たくさんの先生方に支えられ
ながら手術を受けました。私がクッシング病だとわかったのは、高校3年生になっても
全然生理が来ないのはおかしいと思ったことがきっかけで、また、どんどん勝手に太っ
てご飯も一日一食にしたり、食べる事が怖くなりました。肌も赤くなっていき,ニキビ
が増え，毛も元々は全然多毛ではないのにすっごく多毛になっていき見た目が女子とし
て最悪の姿で、夏でも長袖を着たり。ファッション好きだった私はファッションも楽し
くなくなっていきました。生理以外は全て思春期の物だと思い生理は異常だった為、産
婦人科に行き甲状腺の病院を進められ、甲状腺の病院でクッシング病では？と疑問視さ
れ,もっと詳しく検査する必要があり、9月23日に○○大学に行きました。するとその日に
検査入院をしMRI、CT、血液検査、骨塩定量検査、負荷試験などたくさんの検査をし,ク
ッシング病だとわかりました。こんな大きな病気になったの初めてで、なんも知識のな
い自分は、良い腫瘍と言われても脳に腫瘍があるんだと思っただけですごく怖かったで
す。しかし、はじめて山田先生とお電話した時、自分の体の状況を言ったら「それは嫌
だったね。」と。この病気を一番知ってる人にそのように言ってくださると一番納得が
行ってわかってくれるんだって嬉しかったです。また、手術だからしばらくはこの姿で
いないといけないのかと思ったら一ヶ月後には手術出来るって言って下さり、本当にす
ごく嬉しかったです。1X月1X日に手術をし何度か全身麻酔は経験がありましたが、こん
なに辛い全身麻酔は初めてで、一日中体を固定し機械や酸素マスク、尿管に繋がれてた
のはすごく大変でした。頭が痛くて痛み止めを飲もうと思っても全部吐き出してしまう
し，ご飯も食べてないのになにが出てくるんだと思いながらたくさん吐きました。
色々と身体に繋がれてたのですごく大変でした。しばらく三日間ぐらいは頭が痛すぎて
朝起きることがありきつかったです。しかし、手術が終わり一日目私は分からなかった
のですが、先生曰く顔の赤みは減ったとおっしゃっててすごく嬉しかったです。そんな
に早く結果が出るんだと思って早く元に戻りたいと強く思いました。すると、一ヶ月後
には7キロ痩せ、今では10キロ痩せました。友達には変な痩せ方だと思われすごく心配
されましたが、自分はすごく嬉しくて、またファッションも楽しくなりました。手術後
も薬はあるし、私は骨密度がおばあちゃんほどだったので、毎日注射を打っています。
それでも、今頑張ればいつか元気になんでもできる日が来ると思うと頑張ろうと思いま
す。私個人の思いですが、この病気は、女の人にはとても辛い病気だと思います。また
原因不明でどう気をつければ良いかわからないのも怖いです。でも山田先生が立派な腕
で綺麗に腫瘍を取ってくれます。この病気を発見してくれた○○大学病院の先生にも、も
ちろん言葉では足りないほどの感謝ですが、命を救ってくれた山田正三先生には感謝し
ても感謝しきれません。この御恩は一生忘れません。本当にありがとうございました！
東北　18歳女性


18歳以下の小児のクッシング病は極めて稀です。私のクッシング病の430例
の自験例でも小児例は２０例弱です。特に女性に多い病気ですから思春期で
の女性ならではの問題点は成人のものとはまた異なった特有のものもありま
す。患者さんは内分泌学的には完全寛解に至りましたが、その後も長期の加
療が必要で、元の自分に完全に復するには数年はかかりますので、そのこと
を十分に患者さんにも理解していただき、一緒に頑張ってもらう必要があります。しか
し同時に体重も減少したとのこと、次回お会いするのが楽しみですし、またファッショ
ンを楽しむことができる様になってよかったですね。
山田　正三