森山脳神経センター病院   山田正三

〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院

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全部取れたからという言葉は忘れません

By admin • 11月 24, 2018 • 全部取れたからという言葉は忘れません はコメントを受け付けていません

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◆全部取れたからという言葉は忘れません◆

私が異常に気づいたのは、夜車の運転をしていて、たまたま目に虫が入nり片目で運転していた時に前の車
のテールランプがついてるはずなのに左側だけ消えてることでした。 

その後眼科に行って検査をしたら左目の視力があがらず視野検査をしたら見えてない部分があるとのことで
近隣の総合病院の脳外科を紹介されてMRIを撮ったところ下垂体に腫瘍があることがわかりました。大きさとして2.8センチの腫瘍でした。オペ方法として歯茎を切開して鼻腔を経由して腫瘍をとる。腫瘍が硬い可能性もあるとのことで
場合によっては開頭手術の可能性もありとのことでした。 私自身、病院で働いてる人間である程度病気について調べると内視鏡による鼻からの手術があるということを知りました。またそちらの内視鏡のほうが身体にかかる負担
も少ないということも。 色々調べて行くうちに山田先生のことを知りました。無料メール相談をしているとのことで相談のメールをしてみると私の外来にきてくださいと言われ救われた気がしま
した。会ってみると気さくな人柄でとてもわかりやすく説明をしてくれます。 
私自身遠方に住んでいますが、初診外来の当日にオペ前の検査をある程度してくれて本当助かりました。 
オペが終わり、硬い腫瘍ではあったけど全部取れたからという言葉は忘れません。本当ありがとうございました。 
またはじめてのオペでかなり不安になってましたが森山記念病院の看護師さん達は優しく気にかけてもらい
安心してオペを受けることができました。オペ後の痛みに関し
て個人差はあるかと思いますが鼻の奥が少しツーンするくらいでした。 
 また私自身病院で働いてることもあり自分が患者様と言う立場になって気づくことが多々あり勉強になりました。
この経験を今後生かせていければと思います。 

山田正三:確かにこの方の腫瘍は画像で見た目以上に切除するという観点からはむつかしい腫瘍でした。 昔から硬い腫瘍はfibrous 
adenomaと言って摘出が困難な腫瘍だと報告され、それを理由に思ったほど取れなかったという言い訳に使われてきた感があります。 
しかし切除法の工夫でこのような腫瘍も全摘が可能となっています。 
下垂体専門医と一般の脳外科医の違いは、我々はどのような腫瘍であってもそれに沿った外科切除ができるということです。 硬かったので、大きかったので、などを理由に取れ
ませんでしたという言い訳ができないのが専門家と一般の外科医との大きな違いかもしれません(もちろん我々も全ての腫瘍で全摘が可能なわけではありませんが、どこへ出して
も、誰が見ても、これ以上は取れないというレベルまで切除を行えるわけです)。 


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