森山脳神経センター病院   山田正三

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下垂体手術で日本一の先生

By admin • 6月 4, 2026 • 下垂体手術で日本一の先生 はコメントを受け付けていません

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◆ 下垂体手術で日本一の先生◆

2022年4月に地元総合病院で尿崩症が判明しその後激しい頭痛がきっかけで下垂体機能低下症と診断されました。下垂体からの全てのホルモンがほぼ分泌されていないことが分かり、投薬によるコントロールで症状は安定していましたが、その後視野が狭まるという症状が見られ悩んでおりました。『下垂体患者の会』の顧問をしておられる山田正三先生にご相談したく、思い切ってメールを差し上げたところ思いがけず翌日直接お電話を頂きびっくりしました。
 
早速主治医にデータ提供をお願いしたところ「あの山田正三先生ですか、下垂体手術では日本一の先生ですよ」と言われました。その後すぐに上京し、下垂体機能低下症の原因を突き止めるために検査手術を受け、下垂体炎であることが判明し、以降先生のご指導によりステロイド療法をおこなうも視野の回復が思わしくなく途中で山田先生には何度も電話でご相談したりしながら不安を取り除いて頂きました。そして思い切って今年の初め下垂体切除手術をして頂きました。
 
私の場合、下垂体の腫れが視神経に複雑に絡みついて難しい手術だった後で伺いましたが「できる限りの事は、やり尽くしました」と言っていただき心強く思いました。お陰様でその後は視力も視野も異常なく元気に過ごしております。 
 
手術直前には不安でいっぱいでしたが手術着の先生が「大丈夫ですからね」と声をかけて下さり、手術時間も予定通りで終了し、部屋の前で心細く待っていた家内も安心したようです。手術後5日目には退院し帰ることができました。
 誰しもいかなる時にどのような病気にかかるかわかりません。そんな時、医療者の先生方との出会いはその後の人生を決めることになるとつくづく思いました。勇気を出して山田先生にメールをして良かったと思っております。
 
山田先生は、患者に寄り添い、気さくに声を掛けて下さり、入院手術の際はもとよりその後も直接お電話を頂いたり、また地元の主治医とも密接に連携をとって頂き遠くにいても安心していられます。
ありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。 下垂体の病気とは今後も付き合っていかなければなりませんが、山田先生がおられると思うだけで安心して過ごしております。先生にはこれからも一人でも多くの患者の身体と心を救って頂きたいと心から願っています。 ありがとうございました。これからもよろしくお願い致します。 
(大阪府 69歳 男性) 
 

下垂体の炎症には沢山の種類があります。その中でも自己免疫疾患と考えられている、リンパ球性下垂体炎は最も多く遭遇する疾患です 。

下垂体の炎症性疾患にはさまざまな種類がありますが、その中で比較的多くみられるものに、自己免疫が関与すると考えられている「リンパ球性下垂体炎」があります。この疾患は、病変の主な部位によって、下垂体前葉を中心とする「リンパ球性前葉炎」下垂体後葉や下垂体茎を中心とする「リンパ球性後葉炎」そして下垂体全体に炎症が及ぶ「リンパ球性汎下垂体炎」に分類されます。

この患者さんは、下垂体全体に強い炎症が及ぶリンパ球性汎下垂体炎であり、初診時にはすでに前葉・後葉ともに機能が著しく低下し、尿崩症や下垂体機能低下症を呈していました。さらに炎症による腫大が視神経を圧迫し、視野障害も進行していました。

まず診断を確定するために生検を行い、その後ステロイド治療を繰り返し実施しました。しかし十分な効果が得られず、視機能障害の進行も懸念されたため、患者さんと十分に相談したうえで手術治療を選択しました。

手術では、炎症によって腫大した下垂体が視神経周囲に強く癒着しており、慎重な操作を要しましたが、視神経への圧迫を可能な限り解除することができました。その結果、術後は視力・視野ともに良好な改善が得られ、現在も元気に日常生活を送られていることを大変うれしく思っています。

下垂体炎は比較的まれな疾患であり、診断や治療方針の決定に苦慮することも少なくありません。しかし、患者さんと医療者が十分に話し合いながら治療を進めることで、良好な結果につながることも多くあります。今後も地元の主治医の先生方と連携しながら、長く安心して生活していただけるようお手伝いしていきたいと思います。

山田 正三

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Categories:喜びの声
Tags:リンパ球性下垂体炎 下垂体腫瘍の学会 山田正三 自己免疫疾患

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