森山脳神経センター病院   山田正三

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髄液漏(ずいえきろう)の予防法

By admin • 7月 25, 2022 • 髄液漏(ずいえきろう)の予防法 はコメントを受け付けていません

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髄液漏(ずいえきろう)の予防法

これら下垂体腫瘍の拡大法、開頭術との同時手術では、術中に髄液が漏れる(髄液漏)ことは必発です。これを術中にきちんと修復し、術後に髄液漏が生じないようにすることがこの手術を成功させるための最も重要な点です。そのためには、術中生じた硬膜欠損部分を筋膜で補填し、骨を戻し、鞍底形成を行い場合によっては全体を鼻中隔粘膜で覆う方法を行っています(状況によってはフラップは採集しない場合もあります)。

=====

A:拡大法で大きく硬膜を露出。
B:硬膜を切開すると、くも膜が露出。
C:腫瘍を切除後で、鞍上部が大きく解放されている。視交又も認められる。
D:硬膜欠損部分を右大腿部から採集した大腿筋膜を充填し縫合。
E:骨片を戻しこれを支える。
F:全体を最初に剥離温存していた鼻中隔粘膜フラップで創部全体を覆っている。このような多重に(いくえにも丁寧に重ねること)予防することで術後の髄液漏はほとんど見られなりました(1%以下)


以上、腫瘍の状況によって通常の
〇経鼻手術、〇拡大経鼻手術、〇開頭と経鼻の同時手術を適切に選択してどのような形状の下垂体腺腫、下垂体近傍腫瘍にも対応しています。

 

海綿静脈洞浸潤腫瘍に対する外科治療

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Categories:下垂体腫瘍の手術
Tags:ずいえきろう 下垂体腫瘍の拡大法、開頭術との同時手術 山田正三 森山記念病院 硬膜 経鼻的内視鏡手術 脳腫瘍 鞍底形成 髄液漏 鼻中隔粘膜フラップ

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