〒134-0088 東京都江戸川区西葛西7-12-7 森山脳神経センター病院 /〒134-0081 東京都江戸川区北葛西4-3-1 森山記念病院
Ⅿoriyama-neurological-center-hospital, ,7-12-7 Edogawaku-nishikasai,Tokyo/Moriyama Memorial Hospital, 4-3-1 Kita-Kansai, Edogawa-ku, Tokyo
退院し、現実の世界に戻ってきました。久しぶりの我が家で ゆっくりとすごすことが出来ました。家族のあたたかさ思いやりを改めて認識し感謝しました。私は手術をすれば すべてがクリアーになると思い込んでいました。家族もです。しかし、クッシング病とはそんな生易しい病気ではなかった。。。術後よくなるどころか目は二重に見え身体はだるい、熱は出る、めまいはする、肌はボロボロ。そして放射線治療25回で 頭の中は 山火事のよう(先生たちは そんなことはない・・と一笑にふされて)・・でもいまはもう沈下しています・・入院して約3ヶ月 治療のおかげで一番気になっていた目もすっかりよくなり、肌も一皮むけ からだのだるさもなくなり糖尿病、血圧もおちつきみため 元気をとりもどしました。
長かった入院生活の中でいろんなことを経験しました。全く無知だっ下垂体腫瘍のこと、私と同じクッシングの人には出会いませんでしたが、下垂体も一人一人違うということ経験談を話しているうちに話しがはずみ、うちとけ、友達の輪が広がりいいお友達がたくさんできました。
下垂体腫瘍やクッシング病の手術実績の多い山田正三先生に手術をしていただいて、山田先生を信頼して本当に良かった。
素晴らしいチームワークで 脳外科の先生 内科内分泌の先生 Aチームの看護士さん。ひとつのチームとして私の心のケアーから家族のケアーまで 本当に良くしていただきました。まだまだ長いお付き合いですが末永くよろしくお願いいたします。
Mさん 2005 12月
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◆「全部摘出できました」感動で呆然、下垂体腫瘍手術後2年半、無事女児を出産!!◆
今日は喜びの報告をしたくてメールいたしました。今月6日に無事女児を出産いたしました!!
下垂体腫瘍が発見されてから、主人・両親とも私が出産に関してはすっかりあきらめていましたので喜びもひとしおです。これも全て下垂体腫瘍の専門医 山田正三先生のおかげです。
思えば、4、5年前に月経が止まり、産婦人科で月経回復の治療を2年行い、その後血液検査で下垂体腫瘍の疑いがあるということを言われました。
ホームページを検索し、職場から近かったこと、下垂体腫瘍の治療に力を入れていることから虎ノ門病院を受診することを決め(現在は森山記念病院に勤務)、予約なしの外来でも親身に対応してくださいました。直接山田正三先生を訪ねてから2年半。このような喜びの日を迎えられるとは思っても見ませんでした。
私はプロラクチンと成長ホルモンを両方多量に分泌する腫瘍ができているということで大変珍しいケースといわれ、通常のGH産生線種のようにとりやすい形ではなく、プロラクチン産生線種のように薬で治療すれば済むというわけでもない、腫瘍がかなり大きく頚動脈を巻き込んでいる為全部摘出は無理だろうという説明を受けたときはどうなるかと思いました。検査入院し、しばらく薬を使って腫瘍を小さくした後、手術で摘出。「下垂体腫瘍を全部摘出できました」という先生の言葉を聴いたときは、感動で呆然としてしまったくらいです。
全摘出のおかげで手術後薬の服用がなかった為、順調に月経が回復、今年2月に妊娠、今月出産にいたりました。 生まれてこられなかったかもしれない娘の顔や泣き声を聞くたびに下垂体の専門医 山田正三先生に感謝する毎日です。
やっぱり山田正三先生は本当に名医だと思います。本当に本当にありがとうございました!
M.Wさん
2005 10月
私が脳下垂体腫瘍と診断されたのは昨年の10月末でした。10月になって左目の視野が欠け、眼科で見てもらったところ「これは目が原因ではなく頭ではないか。」との診断を受け、近くの総合病院の神経内科で診ていただいた所、「下垂体線種」とのことでした。
初めて聞く病名の上、患者も少ないと聞き大変不安になりました。主人がインターネットで山田正三先生のホームページを見つけてくれ、先生のことを知りました。(本当に幸運だったと思います。)
初めて先生にお会いしてお話をした時点で、現在の状況、何のためにどんな検査をしてから、下垂体腫瘍の手術についてどのような方法で手術を行い、術後の経過、などこと細かくお話していただき「下垂体腫瘍の専門医の山田正三先生に全てをお任せすれば大丈夫だ!」という安心感が生まれていました。2回目の診察日には「ホルモンに問題は無いから早く手術をして、お正月は家で迎えられるようにしてあげるよ!」と云ってくださり、
11月24日に入院し12月1日に手術をしていただきました。術後、山田正三先生は「全部きれいに取れたからね!」といってくださいました。その夜、病室で麻酔から覚醒した時、天井を見て左目の視野が完全に元に戻っていたときはとても感激しました。その後も順調に回復し12月15日に退院し、
翌日からは普通に家事もできるようになりました。昨日、退院3ヵ月後の診察にお伺いしましたが何の問題も無いとのことで喜びでいっぱいです!!素晴しい先生方や看護師の皆さんにお会いできて本当に幸運です。本当にありがとうございます。そして、いつも明るく笑わせていただいた阿部先生、穏やかな笑顔の竹下先生、聡明な岡畑先生、そしていつも明るくきびきびと看護してくださった看護師の皆さん。お世話になりました。本当にありがとうございました。
埼玉県 T.Mさん
2005 9月
山田正三先生
平成17年 2月16日に虎の門病院にて、ラトケのう胞で手術して、2月26日に退院した、広島県在住のY・Hです。
先日8月3日に、岡山県の日赤病院にて、MRI検査と、血液検査を受けました。結果は、ホルモンも正常値の値まで回復し、MRI画像では、術後にとった画像で、押し上げられて三日月状の形だった下垂体も、ちゃんと丸く、正常の位置に収まってました。主治医の先生からも、今のところ再発の様子も無く、良好ですと言われ、ホッとしました。
山田正三先生、越智先生、手術していただき、本当にありがとうございました。
お忙しいとは思いますが、お体にはお気をつけくださいませ。
2005 8月 広島県 Y・Hさん
山田先生、そしてスタッフの皆様、ほんとうにありがとうございました。
私は地元の病院で、過去10年間に5回の手術を重ね、10年前、こんな大変な事態になるとは思いもせず、目に違和感を覚えてメガネ店へ、メガネのレンズを調整すれば解決するものと思い込んでました。ところが、眼科医を勧められ、眼科で脳神経外科を勧められ、結局3日後には下垂体腫瘍と判りました。
その時の部長先生の言葉の「ほとんどが良性でうちには専門で取り組んでいる医師がいます。」という言葉にすっかり信頼していました。
執刀医の先生の説明では、「あなたのは、大きくなりすぎている、とりあえず視神経の圧迫を取り去ることを目指してやり、最初の手術で下の部分に空洞が出来ると、上の部分が下がってくるので、様子を見て再度手術をやる」、との説明でした。
いざ入院してみると、確かに私の他にも下垂体腫瘍の患者さんがいました。私より手術回数の多い人もいて最初に感じた「身体がこおりつく緊張」も薄らいでいました。しかし結局4回の手術を繰り返しても、MRIのフイルムに写っている腫瘍はほとんど変らずでした。
そして執刀医の先生は内部で何かあったのでしょうか、患者には何も知らせず、病院を去ってしまいました。今にして思えば、自分自身の危機感の無さ、を一番反省しています。後、友人の話で、脳神経外科の優秀な先生がいる、下垂体腫瘍の専門医の山田正三先生がおられる、という事を聞き主人と共に、話を聞くだけでもと、その病院へいきました。
自信に満ちた先生に一筋の光を感じて5回目の手術をお願いしたのですが、結果は変らず、「4回も手術しているから、硬くてどうにもならないが、開頭手術はリスクが大きいからーー。」と、次の手術には消極的な態度でした。また私の方でもなにがどうとは説明できないけど、「他の病院を、他の先生を探そう」という思いがつよくなりました。
そして「あなたと同じ病気の人が東京の虎ノ門病院の山田正三の手術ですっかりよくなったのよ。」と言う話も、タイミングよくて、早速、つたないパソコンを開いてみたのです。今度こそ一筋の光と確信したのです。とは言いながら転院したい旨を言い出すのはやっぱり勇気がいりました。
山田正三先生にお会いして、私の中に警戒が、全く無かったと言えば嘘になります。しかし、「下垂体腫瘍は全部取るつもりでやります。」と言う言葉は私に大いなる期待を与えて下さいました。
中4日置いて2度目の手術、「こんなのありー?」と思いながらも私の身体は先生方が把握してるはず、私は寝てればいいんだから、と山田先生と、大山先生の誠実さと熱意は本物と、実感し、信頼していました。5回の手術を繰り返しても、同じか、更に悪い状態で、正直なところ、常に死を意識して生きてきた10年、いつしか無気力な日々を過ごし、家族には寂しい思いをさせていたと思います。これから失った10年を取り返します。
前の病院にいた同じ病気の皆さんにも教えてあげたい!。主人とも話してます。下垂体腫瘍の手術実績が全国一の山田正三先生には、次世代の名医を育てて欲しい、次世代の山田正三先生を1人でも多く育ててほしいと。
この感謝の気持ちは、書いても書いてもおしまいにできません。ほんとうに山田正三先生に手術をしていただいて良かったです。ありがとうございました。
山田正三先生へ
山田先生、阿部先生、内分泌科の竹下先生、石村先生、入院中はお世話になり、本当にありがとうございました。また、6階南病棟Bチームの看護士のみなさん、やさしく、笑顔での看護、親身になっての励ましに対して感謝の気持ちで一杯です。3月1日入院、7日手術、19日に退院させていただいた茨城県の長(46歳・男)です。術後の経過も順調、戻ってすぐに、現場に復帰することができました。
山田正三先生が、ざっくばらんに、自営の仕事のことまで心配して相談に乗って下さったおかげで、営業に大きな支障もなく、周囲への迷惑も最小限におさえることが出来て本当に助かりました。下垂体医療の領域では、日本一の下垂体腫瘍の手術の手術実績のある先生に巡り会えた幸運に家族全員で感謝しているところです。※(退院後わかったことなのですが、臨時増刊の2005年版いい病院全国ランキング」2月末発売の「週刊朝日 にそれを明らかにする記事と実績が掲載されています。)
虎の門病院(現在は森山記念病院)と山田正三先生に巡り会えたのも、先生のホームページの中で、情報を開示して下さり不安の中で迷っている自分たち患者に、直接連絡出来る窓口を開いてくださっているおかげです。それにより自分の病気がどんなもので、どんな治療が具体的になされるのかを知ることができ、冷静に病気を見つめることが出来ました。
また患者の喜びの声で、高い技術だけでなく、どこまでも患者の立場で相談にのってくれる先生の人間性、一人の患者を救おうとする情熱、また関連する医師、看護士との連携、レベルの高さを、実際に体験した多くの人たちの声として聞くことができたため、迷いなく、虎の門病院に行く決心することが出来ました。思い切って山田先生にメールと電話で連絡をとると、快く予約を入れてくださり、地方の病院の紹介状を持参し上京すると、初診の日に、なんと入院日、手術日まで決めてくださいました。その手際のよさにビックリしました。私も他の患者さんと同様に「山田正三先生にお任せすれば大丈夫」というその通りの体験をさせてもらいました。
その中で、自分が感じた点は以下の通りです。
① 自分のように、腫瘍が3cm~4cmと大きな場合も、山田正三先生の技術で殆どの場合一回で全部摘出できること。
② スタッフの方々がこの病気を熟知し、経験を積み上げている為、自分が予想していたより不安や、痛みが少なかったこと。
③ 山田正三先生を筆頭に、他の医師、看護士さんの医療に当たっての姿勢が、患者の身になって誠心誠意で、やさしく、精神的なケアまでしてもらえたこと。
④ 外科、内分泌科とそれぞれに、わからないこと、不安なことに対し、納得いくまで十分な説明をしてくれたこと。また年間の手術数が多いため、他の病院では事例のない、可能性の低い合併症まで説明して貰えたことで、信頼して手術に臨めたこと。
⑤ 自分の手術の様子をビデオで見ることが出来等、情報が開示されているので、安心してお任せ出来ること。
このような治療により片目では本が読めなかった視力障害もなくなり周りの景色が見違えるほど鮮明に見えるようになりました。入院中に病を通してスタッフのみなさんと接する中で自分にとつての大切な気づきをたくさん頂くことができて本当に感謝しています。先日、外来でお伺いした際に、4月からは、間脳下垂体科が山田正三先生を部長として発足されると聞きました。先生ほどの名医ですから、山田正三先生の技術や優しさ、思いやりなどを含め、人間性を継承する優秀な下垂体腫瘍の若手の先方々がたくさん育ち、私達のように、幸運な患者がたくさん生まれることを大いに期待したいと思います。本当に激務だと思いますが、みなさまの健康を心からお祈りさせていただきます。ありがとうございました。
2005 5月 茨城県のOさん(46歳・男)
山田正三 先生
ご無沙汰しています。
沖縄のHです。飛行機を降りてから190日程経過しましたが、今日復帰のための、
最後の路線審査が終了し、晴れてパイロットに復帰することが出来ました。想定される中で、最も最短期間での復帰だと思います。
これも山田先生に手術をしてもらうことが出来たからこそだと思っています。有難うございました。
2005 4月 沖縄県 H さん
先日退院致しました。お蔭様で現在体調良好、仕事にも復帰し、日々働いております。正直申しまして病気が発覚した時、絶望に近い気持ちになりました。自分の患った病気の知識が無い状態のせいもあったのかもしれませんが腫瘍が良性ではあるがあまり良いものでないという事が余計に不安を増長させていました。病名を知ってからこの病気を自分なりに調べていくうち、某ホームページに開頭手術の様子が掲載されており、余計に怖くなり、他に治せる方法はないものかと調べていくうちに、山田先生のホームページにたどりついたのです。山田先生のホームページを読み進めていくうちに、だんだん自分の病気について次第に不安感が薄れていきました。開頭せず、鼻からの手術が可能である事、入院期間のこと、手術方法や術後のケアのことまで記載されていました。
初めて電話をしてお話したときは初めてなのにもかかわらず、とても気さくで、その時点で山田先生なら信頼できると既に確信していたのかもしれません。今考えれば、緊急入院からの3週間は私たちにとって短期間ではありましたが、非常にかけがえの無い大事な期間となりました。入院を乗り切ったことは、たった一人の家族の妻と私にとって、今意味のあるものでした。この入院を通して、家族の絆を再認識することができたのです。
病気に立ち向かい、そして本当に親身になって見事なまでに腫瘍を取り除いて下さった山田先生には、お礼を言っても言い切れません。下垂体腫瘍の手術件数も全国一で、患者に親切な先生です。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
2005 1月 神奈川県 I さん
脳の下垂体にプロラクチン産生腫瘍ができ、山田正三先生の治療を受けました。「薬を飲むと腫瘍が固くなって、その後の手術が難しくなるかも。」と、前の病院の先生からは言われましたが、山田正三先生は、「ほとんどの患者さんが薬で治ってるよ。薬がだめだったら先生が取ってあげるよ。」と、あっさりと言われました。私はそのときは、まだ手術を受ける気持ちになれていなかったので、「じゃぁ、薬を飲んでみよう。」と決めました。薬を飲み始めると、効き目がよくなかったので、「いつかは手術をしなければならないかな。」と思うようになりました。7ヶ月間カパサールを飲みましたが、結局プロラクチンの値は正常値まで下がらず、手術をすることになりました。
山田先生は気さくな先生で、忙しくても私のことを真剣に考えてくださったし、多くの下垂体腫瘍の手術をしてこられた実績も知っていたので、手術が決まってもあまり動揺しませんでした。薬が効かない珍しい例だと言われて、「ああ、私、珍しい人なんだ。」と思いましたが、かえって開き直った感じで、珍しいことに変な自信を持ちました。「この病気になることがまず珍しく、薬が効かないことがまた珍しい。これが宝くじだったら、一等が当たるかも。」そして、「これを乗り越えたら、かなり珍しいいい事があるかも。」と。
手術の当日も余り緊張することなく、そうそう無い経験だろうからと、手術室の中を見渡したりしました。手術用の部屋がいっぱいあるのには驚きました。無事手術は成功し、夏休みの前半に退院もできて、今は学校に通っています。
友だちが折ってくれた千羽ずるは、今も私の宝物です。山田正三先生、阿部先生、看護士の皆様、ありがとうございました。
2004 11月 静岡県 Yさん
2004年6月2日に手術を終え、山田 正三先生に感謝の気持ちと、これから同じ病気で手術をされる方に、少しでも参考になればと思います。
概略
2004年 2月 頃~ 目に違和感を持つ。
2004年 3月~4月 急激な視力の低下と視野の低下を実感 → 眼科にて検診(目には異常なし脳に腫瘍の可能性あり一度脳神経外科へ)
2004年 5月10日~ 地元(三重県)の脳神経外科にてMRI撮影の結果 → 下垂体腺腫と診断 「2.5cm×4.0cmの大きな腫瘍で目の神経を押し上げ視力障害をおこしており、取り除くのに手術で2回はかかりますよ」と言われ精神的にしばらく落ち込みました。幸い 妻や娘が一生懸命、書籍・インターネット等で下垂体腺腫に対する内容・専門病院・専門医師を調べつくしてくれたおかげで 3つの病院に絞ることが出来ました。
良性の腫瘍とはいえ、場所が脳の内部だけに、MRIを直接視ていただきセカンドオピニオンの結果で最終決断をしようと思い、N大学、K大学を直接外来し担当医の先生に話を伺いました。そして、虎ノ門病院の山田先生には 遠距離でしたので まずは電話にて症状をお話し致しました。
お忙しいにもかかわらず すぐに対応していただき「遠方だからMRIだけ郵送してもらえれば折り返し連絡してあげます」といわれ、早速MIRを山田先生宛に送ったところ、夜山田先生よりわざわざお電話をいただきました。「三重と東京では距離はあるけれど、近くで2回手術をするより僕なら1回で取ってあげますよ」と力強いお言葉。その自信ある話し方に他の先生より、任せられると思い、山田先生にお願いしようと決心しました。
2004年 5月24日 手術までの最短日数で入院体重・検尿・検便・採血・止血時間・X線・心電図・自己血採血・ホルモン・CT・MRI肺かつ・耳鼻科・眼科・等の検査を6月1日(手術前日)まで色々な検査
2004年 6月 2日 手術当日
PM1:30手術室へ→麻酔後すぐ意識なくなる→PM5:30麻酔からさめる普通は2~3時間で済む手術らしいが 少し多めの時間だった(硬い腫瘍と・出血が多かったようだ)手術は成功夜ひどい頭痛・腰痛で朝まで眠れず その間30分~1時間おきにナースが検診に来てくれました。
2004年 6月 3日 手術翌日
集中治療室より病室へ帰るのに 自分で歩いて戻るMIR・レントゲン撮影実施左目の視力もどる 物が見えるようになった(6月9日検査で1.0まで戻った)頭痛・鼻血~6月10日頃まで続く~手術後は下垂体よりのホルモン分泌検査が続くナース・看護師の方も 人の良い方ばかりで良かったです
6月22日退院 → 後は 半年後にMIR撮影検査 7月には ぼちぼちですが仕事にも復帰
◎ 手術後のMRIの結果もパーフェクトと言うことで 東京・虎ノ門まで来てあらためて山田先生に手術を任せてほんとうに良かったと感謝をしております。これから下垂体腺腫の手術をされる方、今、技術と人間性の良さで選ばれるなら私は山田 正三先生が国内トップだと確信しております。
PS 手術後2ヶ月がすぎました。まだ 右目の回復やのどなどに違和感の残る箇所も若干ありますが 時がたてば完治に向かってくれるここと信じております。
2004 9月 三重県 47歳男性
2004年6月1日、地元の病院のMRI検査で下垂体腫瘍が見つかった時、「原因はありません。たまたま運が悪かったと思うしかないですね。」と励まされましたが、この病気を通して山田先生を始め、虎の門病院の皆さんに出会い、最高の治療を受ける事が出来た私はとても運が良かった!と思う他ありません。
5年前から無月経、肌荒れ、体重増加やむくみの症状が現れたため、婦人科&皮膚科に通い始め漢方や整体、その他色々と試してきましたが、これらの原因が子宮関係ではなく、下垂体腫瘍によるものだったとは想像もつきませんでした。 今まで悩まされていた原因が分かった嬉しさと同時に、病気と手術に対する先の見えない不安を抱えながら、地元病院のベットが空く日を今かと待つばかりでした。
そんな中、家族が数多くある脳神経外科のHPの中から山田先生のHPを見つけてくれました。
病気の説明、治療法、質問への回答・・・とても分かりやすい上、患者さんの声を通して先生の素晴らしさや温かな人柄がより伝わってきました。
早速相談の電話を入れてみた所、すぐに電話口に出てくれ、忙しい中にも関わらず私の症状を親身になって聞いて下さいました。 その温かな対応と声を聞いた瞬間、遠方という迷いは消え、「絶対に山田先生に診て頂きたい!先生の下なら大丈夫!」という安心感と確信を得ました。 数日後、外来で先生にお会いしてその安心
感は更に増し、入院~手術~退院して日常生活に戻った今でも山田先生が与えて下さった安心感が私の大きな支えとなっています。
たくさんの症例を診てきた先生は私の外観を見てすぐに先端巨大症の疑いを持ち、その後の負荷試験で成長ホルモン&プロラクチン産生腫瘍だという事が明らかになりました。
山田先生の迅速な診断と対応、そして内科チームとの連携によって数多い検査もスムーズに進み、入院から2週間目の7月1日に無事手術を終える事が出来ました。 腫瘍は髄液に押され、血管の裏側に回り込んでいた為難しい手術になったようですが、術後のMRI検査でキレイに取り除かれてあるのが確認できました!術後1週間目に体内のナトリウムが下がり、一時水分制限を行った以外は特に後遺症もなく、各ホルモンの数値もみるみる下がっていきました。
そして入院からちょうど1ヶ月、負荷試験の結果より「ほぼ完治といっていいでしょう!」との診断を頂き、ホルモン補充薬服用する事なく退院の日を迎える事が出来ました!!
山田先生は初診や術前と、こちらの疑問点がなくなるまで、じっくりと質問に答えたり、病状や手術の内容~その後予測される症状等、とても丁寧に分かりやすく説明してくれます。
大病院での外来患者の診察から電話やHPによる相談、そして毎週数件の手術もこなしながらこうして術前・後の患者1人1人の精神的なケアにも気を配る、山田先生のこの熱意とパワーはどこからくるのだろう???・・・と、ただただ頭が下がるばかりです。
家族や周りには遠方という事も加え、負担や心配をかけてしまいましたが、「心から信頼できる医師の下で!」と、私の気持ちを最優先に考えてくれた結果、こうして山田先生のいる虎の門病院で手術を受ける事が出来て本当に幸せです!実際、私の快適な入院生活?と先生方やナースの皆さんの丁寧な対応を目の当たりにした家族や友人も、「この選択で本当に良かったね・・・」 と口を揃えて喜んでくれました。
私がこのHPに載っているたくさんの患者さんの声に励まされ、勇気をもらったように、同じような症状・病気で悩んでいらっしゃる方の参考や後押しに少しでも役立てれば、嬉しく思います・・・。
忙しい中でも病室を覗きに来て安心させてくれた山田先生、術後の変化を毎日一緒に喜んでくれた阿部先生、
早朝から多くの負荷試験を行ったり、話相手になってくれた工藤先生、内科回診で常に明るく励ましてくれた田口先生、竹内先生、日々、不安や不調がないか細かく気を配ってくれた優しくて楽しいナース&ナースマンの皆さん、栄養部、薬剤師、検査スタッフの方々、同じ病棟の患者さん・・・・こんなに多くの方々が私の病気に関わり、心身共に支え励まし、そして元気にしてくれた事に感謝の気持ちでイッパイです!!この出会いは私にとって大きな財産です・・・本当にありがとうございました!!!
そして、これからもどうぞ宜しくお願い致します。
2004 8月 Uさん
前略、山田先生
失礼いたします。
丁寧なお礼状をいただき、ありがたく感謝いたします。現在、体調はすこぶる良好です。
こんな遊び(釣り)まで出来るようになりました。
本当にありがとうございます。
草々
2004年 7月 浜原 誠三
思えば、月経不順から始まったこの病気も、随分長いこと勘違いの治療を続け、手足、頭とどんどん大きくなり、合う指輪も靴も帽子もなくなり、ひどい頭痛に苦しめられた日々でしたが、あの頭痛がなくなったことに喜びを感じております。先生のホームページに出会えたことで、こんなに世の中が変わって見えるというのは運が良かったとしか言いようがありません。入院中も、同じ下垂体腫瘍の方たちと、そう話しておりました。腫瘍の発見は他の病院でしたが、どこの病院でも「絶対にこの腫瘍は残ります!」と言われ、ショックでした。「この先、一生薬漬け、頭痛が治るのは期待しないで下さい」と言われて、手術する気になどなれません。でも、山田先生は違いました。ホームページで「脳神経外科山田を呼び出して」と書いてあることそのものに驚き、他の病院での手術が決まっていた私は、焦っていたのも手伝って、お電話をしました。全くお会いしたこともないのに電話に出てくれるだろうかと、とても不安でしたが、「インターネットで・・・」と一言告げると、まるで以前から私のことをご存知であるかのように、気軽に話してくださいました。
MRIをみてあげるから送って、と言って頂き、私を前向きな気持ちにさせてくださいました。「もうこうなったら東京に行き、山田先生に手術していただくしかない。!!」近づく他の病院での手術を断り、先生にお願いしたところ、あっという間に入院日を決めていただきました。本当に、嬉しくて涙がでました。
検査入院から始まり、一度退院して自宅でのサンドスタチンの自己注射、再入院、手術と長い道のりではありましたが、内分泌科の先生方、看護師の皆さん、みなとても親切で丁寧で、こんな病院があったなんて・・・と思うほど、心は落ち着いてまいりました。今まで手術を怖いと考えていたのに、次々に良くなる他の患者さんのお話を聞くにつれ、私も早く手術していただきたいと思うようになりました。成長ホルモンの値は、日常生活で目に見えるものではありませんが、頭痛や手のしびれが消え、顔つきが少し元に戻り、普通の生活ができるようになったのは、山田先生のおかげです。本当にありがとうございました。!!
2004年 2月 E.Sさん
山田正三先生のおかげで無事退院できました。本当に有り難うございました。勇気を持ってメールし、山田正三先生の門をたたけたこと、
そして手術を快諾してくれたこと本当にうれしい思いです。
結局2ヶ月という長い期間になってしまいましたが、栞にとってみれば一生のうちのひととき。親の選択は間違ってなかったと思っております。
まだまだ内分泌の問題や再発の事など色々不安はありますが、山田先生と横谷先生が居てくだされは大丈夫だと信じております。先生お忙しいと思いますが、
お身体御自愛下さい。ありがとうございました。来年4月またお会いしにいきます。
同じ病気で悩み苦しんでいる方のために山田先生の事、感謝の気持ちを僕自身の日記でホームページに乗せさせていただきました。
1人でも多くの方に山田正三先生の存在を知って貰えたら良いなと思います。
http://www.geocities.jp/taki0622jp/masayoshi.1.html
2003 11月 Tさん
昨日退院させていただきました。手術、入院中は大変お世話になり本当に有り難く心から御礼申し上げます。 同じフロアーの同病の方々の話を聞くにつれ、一直線に山田先生の許へかけつけて診断を仰ぐことができた私は本当にラッキーだったと思います。
大変お忙しいご日常とお見受けいたしました。 それでも、どうか悩んでいる患者の救いの神としてますますご活躍くださいますように、お祈り申し上げます。
言葉に尽くせない感謝をこめて
(PS。手術翌朝とはいえ、なんという不細工な顔)
2003 9月17日 SIさん
最初は網膜剥離か緑内障かと思っていたのが、段々視野が狭まり暗くて見えにくくなったので気軽な気持ちで眼科に行きました。ちょっと心配な病気だと思うので紹介状を書きますと言われ、紹介された病院に行ったら、下垂体腫瘍と宣告され愕然としました。手術の説明を聞きながら腫瘍が大きいので下垂体は残せません。ホルモン剤は一生飲むようになります。一回の手術でだめなら残った腫瘍がさがって来るのを待ち、もう一回やりますと言われました。
自己血輸血をお聞きした所出血はほとんどないので、必要ないですとの事でした。入院の予約をしたけれど不安でいっぱいでした。祈るような気持ちでインターネットで調べたところ山田先生のホームページを発見、散々迷いました。次の日入院という時でしたが思い切って診察を受け、MRIの写真もカルテも持ってきていないことをお話すると、その場でじゃあMRI撮って来てと順番にいれてくださり、(紹介された病院ではMRIを撮るのに2週間待ちましたので)そんな事が出来るんだ!とびっくり、カルテも貰ってこなくてもいいよと心強いお言葉でした。
治療していただこう! 迷いはありませんでした。前の病院にはキャンセルを入れました。大きな腫瘍でしたが鼻の奥から手術が出来たので顔も腫れず自己血輸血で出来たし何よりも先生の「完全に全部採りましたよ」の一言が感激でした。
細かい場所で何時間もの神経を集中させなくてはいけない手術の後にもかかわらず疲れた様子も無く気さくな先生には驚きと共に本当に感謝しています。次の日朝食に大盛のお粥、昼頃に歩いて元の病室に帰ると同室の人たちに吃驚されました。
髄液漏れ、髄液鼻漏れ、尿崩症もなく、退院2週間目の今は視野も広がり視力も良くなって元気に過ごさせて頂いています。
山田先生、内分泌科、耳鼻科の諸先生、Bチームのナースの皆様心から感謝しています。有難うございました!
2003年7月19日 Mさん
2002年の夏に下垂体に腫瘍があることがわかり、死を意識したこともありましたが、今、腫瘍もとれ、症状もなく生活ができ、対応いただいた山田先生には感謝で一杯です。
昨年の夏、突然の頭痛で、地域の総合病院で診察。数年前にも頭痛があったのですが特に問題なく、今回も仕事のストレスや疲れからきたものだと思い、最初は神経内科で診断。頭部のレントゲンに気になる個所がということで神経外科に回されました。神経外科の先生から「下垂体に腫瘍があります。手術をしたほうがよいでしょう。手術には鼻から行う方法と開頭する方法があるけれど、腫瘍が2cm程度の大きさなので開頭するしかないな」と言われました。
今まで入院や手術は一度もしたことがなく、頭をあける手術と聞いて気が動転していました。「手術をしないでそのままにしておいたらどうなりますか?」と先生に聞いたところ「重症だから脳外科にきたんでしょう」というそっけない返事。
病気の説明はほとんどありませんでした。その場にいても先生への不信感が出てしまい、別の病院でもう一度診てもらおうという気持ちになりました。自宅のパソコンからインターネットを使い、下垂体腫瘍に関する情報を調べてみたところ山田先生のホームページが見つかりました。ホームページを見ていくと下垂体腫瘍に関する不安や心配が少しずつなくなっていく気持ちになり、山田先生にメールを送りました。山田先生からメールの返事がきたときには、本当にうれしくて早速虎ノ門病院に行く予定をとりました。山田先生は、気さくな方で、患者の気持ちになってていねいに病気の説明をしてくれました。「腫瘍は2cmだけど、鼻から手術ができます。心配ないですよ」と言っていただきました。「この先生なら信頼して手術をしてもらおう」という気持ちになり、2002年12月24日に入院しました。その後、ホルモンの値が低下しているとのことで下垂体の機能を調べるために内科の検査があり、2003年1月10日に手術がありました。手術室に入った時に、山田先生と視線が合いましたが、先生への信頼があったため、恐怖感は全くおきませんでした。
腫瘍も無事にとれ、後遺症もなく、1月の下旬には退院できました。仕事にも復帰し、充実した毎日をすごしています。入院中、親切に対応していただいた看護士や桑原先生にも大変、お世話になりました。初めての入院生活でしたが、とても励まされ、勇気づけられました。
クリスマスイブにいただいたクリスマスカードは今も大切に持っています。今回の病気の体験は、私の人生で、決して消え去ることのない大切な体験として残していくとともにまわりの人にも伝えていきたいと思っております。
2003年 5月 さいたま市 Kさん
山田正三先生、この度は、大変ありがとうございました。某大付属病院S教授による下垂体腫瘍の手術と放射線治療を受け14年、このまま安定するものとばかり思っていました。再発するとは夢にも思いませんでした。
右の視力が落ちる症状が出たときは、加齢かと思いましたが、術後10数年お世話になった某大付属病院T教授に、「もし再発した場合、右の視力に影響が現われます」とアドバイスがあり、直ぐに、同病院に行きMRIによる診断を受けました。やはり、再発し視神経を圧迫していると聞いたときは「なぜ1~2割の再発リスクの中に私が入るのか!」と思いました。そして、処置についてT教授に話を伺ったところ「開頭による摘出になります。取りきれなかった場合、その後ガンマナイフを施すことになります」と云われた時は、経鼻か上唇からの処置と思っていた私は動揺と抵抗を強く感じました。
急遽、セカンドオピニオンを求めて先生捜しとなり、山田先生のホームページに出会いました。先生の実績には「開頭による摘出は、522例中2例のみ」とあり、又、臨床だけではなく広く学会でもご活躍。早速相談させていただく事となりました。
電話を入れ事情を話したところ、快い応対。「MRIの写真があればすぐに具体的な話が出来ます」と言われた為、N大付属病院より写真を借り、当日の内に診断して頂いた所「腫瘍は大きい方ですが、腫瘍の形からいって経鼻法で全部摘出できます」の診断。半ば「開頭による摘出」と覚悟していたのです。信じられない診断でした。「腫瘍の固さや出血のリスク、紙の様に薄くなってしまった下垂体を残せるのか、尿崩症の事等」様々な質問に時間外にもかかわらず、1時間近く説明を頂ありがとうございました。そして、最後に、「参考になりましたか?検討してみてください」という言葉にほっとさせるものを感じました。
1週間後、再度、妻を連れての再診でも、時間外にもかかわらず約1時間も割いていただき、丁寧に熱心に説明をしていただきました。やはり、前回同様経鼻法で全部摘出可能であること、放射線の治療は必要がないこと、鼻の手術は耳鼻咽喉科の先生が行い、山田先生は腫瘍の摘出だけを行うこと、その後のホルモンコントロールは内分泌の先生が行うこと、下垂体も残せること、手術による合併症のこと、先生が手がけた手術例の事、また、某大付属病院T教授とも懇親の仲であることを説明していただき、これで先生にお願いしようと決心しました。
入院10日間は、心電図、エコー、血液検査、レントゲン、CT、MRI、目の検査と忙しく過ぎました。また、そのたび毎に、点滴時は勿論、本人確認がキチンと行われているなど安心して入院生活を送ることが出来ました。手術の前日には、麻酔科の先生、手術室の看護士(婦)さんの挨拶がありました。流石、前日ともなると2度目の経験とはいえ気が昂ぶっていましたが、多くの方々に支えられていると思うと抑えることも出来ました。
手術も説明を受けた時間内に終わり、術後すぐに、麻酔でぼーっとしていた私に、先生が「腫瘍は全部取りましたよ。下垂体も全部残っていますよ」の言葉に「よかった!」と思いました。髄液漏・鼻漏といった合併症もなく、尿崩症も起こらず、術後を過ごしました。ただ、右の視力がまだ十分に戻ってないのが気になりますが、これ以上悪化することはありませんので回復を期待したいところです。圧迫されて紙の用に薄くなった下垂体も残せますと言っておられ、半信半疑でしたが、術後のMRIの写真で実際に薄く白く上にへばりついている残された下垂体、(それも前葉も後葉もです)をみて本当に山田先生にお願いしてよかったと思います。弱っている下垂体とはいえ、機能はしているのですから。術前に説明されたとおり、腫瘍は、全部取り除かれているので、その後の放射線・ガンマナイフといった治療も必要なく、入院23日間で退院を迎えることとなりました。退院後4~5日間、頭痛と微熱がありましたが今は落ち着いています。退院して1ヶ月、今は、仕事への復帰を待つばかりとなりました。
医師・病院側からの情報公開、医学技術の進歩、患者間の情報交換と14年前とは、大きく環境が変わったことを感じさせられました。Dチームの看護士(婦)さん、武藤先生、加藤先生、田口先生そして山田先生、再度、深くお礼を申し上げます。ありがとうございました。
2002年12月25日 K・Sさん
私は東京都在中の35歳会社員です。平成13年8月にK病院にて「下垂体腫瘍」が発覚。主治医は、「手術で腫瘍を取り除いてもいいし、そのままでもよい」との、あまりにもいい加減な診断でした。今後の診察予定として、腫瘍の進行状況を確認するため平成14年3月にMRI検査を行うことに決定。再度MRI検査をおこなってみたところ、腫瘍の大きさは変わらず、またしても、「そのままでもいい」との診断でした。
私は、良性の腫瘍とはいえ、本来あるべき物ではないものが、頭の中に存在する事に不安を感じ、自分なりに「下垂体腫瘍」について調べました。結果、腫瘍が大きくなると視神経を圧迫し、「視野異常」が発生する。下垂体は、ホルモン分泌・調整をする大事な機能であることが分かりました。
早速、K病院に行き、手術を申し込んだところ、主治医の回答は、「以前、手術を行った患者さんが、術後の辛さに耐え切れず自殺した」との事。私は、その話しを聞き、患者に対してその様なことを言う医師が信じられませんでした!!心のケアを行うことも医師の役目ではないでしょうか?「この医者は信用出来ない!」
私は早速パソコンで、色々な病院を調べてみました。すると、虎の門病院の山田先生の「下垂体腫瘍」のホームページが見つかりました。メールアドレスも明記してあり、電話呼び出しも可能との事。「大病院の先生なのに、ずいぶん熱心な先生だな~」と思いつつ拝見していると、決して放っておいてはよくない病気であることが分かりました。
外来に行き、今までの経緯を話すと、実に熱心に聞いて頂き、病状に対する説明も非常に具体的でした。「この先生なら信用出来る!」早速、入院の手続きを行いました。MRI検査の結果、腫瘍が血管にまきついているために、手術ではなく、薬により治療に決定しました。入院先は内分泌科でしたが、山田先生は常に連携を取り、病室にも、まめに顔を出して頂き、非常に安心して入院生活を送ることが出来ました。
血液検査の結果、「副腎皮質ホルモン」の異常低下も判明し、同時に治療を行いました。退院して2ヶ月後に、MRI検査を行いましたが、腫瘍も相当小さくなり、山田先生への通院は1年後でOKとのことでした。今回感じたのは、これからは患者が医師を選ぶ時代だということです。あのままK病院に通院していたら、今頃どうなっていたか・・・ 山田先生は、患者の目線に立ち、非常に丁寧に病状を説明し、最良な治療方法を検討し、熱心、気さく。という、すばらしい先生です。最後になりますが、山田先生、内分泌科の田口先生、看護婦さん、その他病院スタッフの皆様、その節は大変お世話になりました。これからも多くの患者さんを救って下さい。本当に有難うございました!!
東京都 Kさん
私は、現在健康状態良好の35歳男です。すべて虎ノ門病院の脳外科の山田先生や内分泌内科の小澤先生・スタッフの方々のお陰です。本当にありがとうございました。
脳下垂体に腫瘍ができるという病気で、特に症状があったわけでなく、たまたま5年前に検査で見つかり、その時のショックは今でも忘れられません。健康・体力には自信がありましたから、まさか脳に異常があるとは思いもよらず、見つかった時には、手術でしかとれない大きさ(大体、栗程度)でした。
最初は、恵比寿ガーデン近くのK病院、脳外科のU先生の所に行き、紹介者が医学博士でその病院も新しいので安心し、U先生の説明や対応についても、こんなものかと思っていました。今まで大病をしたことがなかったので・・・。そして、入院。一週間検査の後、手術となりました。術後の説明で半分しかとれなかったので、半年後もう一度手術しなければならないとの話でした。一ヶ月後退院し、半年後の手術まで通院しながら様子をみることになりました。しかし、そこからU先生の話が徐々に変わり、実は腫瘍が3分の1しかとれていないとか、5分の1しかとれなかった、あと2~3回手術しなければならないとか、取りきるまで何度でも手術する、腫瘍がとりきれたとしても一生薬は飲み続けなければならないなどと言われたのです。話を聞くほど不安が蓄積され、自分なりにその病気について調べ、聞いたことをU先生に質問すると、あまり答えてれなくなり、最後には「患者を断ることもできる」といわれました。私は、自分の体のことですから、心から信頼できる病院・信頼できる先生にお任せしたいと思い、いくつもの病院に行き、診察してもらい、先生方の話を聞きました。
すると、私の腫瘍はかなり大きく脳外科の先生なら誰でも手術できるというものではなく、専門の先生でないと難しいとのことでした。そういう話を聞いていくうちに虎ノ門病院に日本でトップクラスの腕を持つ先生がいると聞き、とりあえず、話だけでも聞いてみようと伺いました。
穏やかそうな先生で、すべてに対してとても丁寧。山田正三先生なら信頼できると思いました。今まで自分の中で疑問だったことが解決され、前の手術が意味のないものと知りました。手術後のMRIを山田先生にお見せしたところ、ほとんど取れていないというではありませんか!!私はその場で山田先生に治療をお願いし、入院手続きをとりました。程なく入院。手術前の検査が約1ヶ月かかり、長く感じましたが、仕方ありません。それは内分泌内科の先生方と連携してこの病気に対応していたからです。
私は手術に対して全く不安は感じませんでした。いろいろな疑問を山田先生に解決していただき、山田先生を信頼していたからです。
それよりも術後の処置に不安がありました。前回のK病院では、1週間寝たきりでしたし、この手術は鼻の奥からアプローチするのですが、鼻の中の粘膜がなくなるほどグチャグチャで詰物を交換する度に気絶しそうな程の痛みを味わったからです。虎ノ門病院では、2日後から立って歩き、食事も普通に食べられました。問題の鼻の中の詰物の交換の日も早く、(4日後だったと思います)その日だけは覚悟をして耳鼻科の先生のところに行き、処置が始まるとき全身から油汗が出てきましたが、全く痛みがなく終わり、術後の苦痛もこんなに違うものかと驚きを隠せませんでした。腫瘍も完全に取れ、無事退院。最初から山田先生にお会いしていれば・・・と思いました。もし、最初のK病院で2回・3回と手術して腫瘍がとれたとしても、一生薬を飲み続けなければならなかったでしょう。虎ノ門病院の山田先生をはじめ、内分泌内科の先生方・スタッフの方々のお陰で、現在私は薬も飲まず元気に生活しています。本当にありがとうございました!
Nさん
私は都内に住む67歳の主婦です。平成7年2月頃より、満月のように顔が真ん丸くなり、身体中心部、特に腹回りが太くなり、急速に体力低下の異常に気づきました。
地元の大学病院・総合病院で診察してもらうも「異常なし」。その後、平成8年に脊髄・腰椎の圧迫骨折・椎間板ヘルニアを起し、この年の12月、原因不明の肋骨骨折。地元の整形外科医に「内臓が原因か」といわれ、内科にかかりました。甲状腺機能低下症と診断が下り服薬治療をしていましたが、筋力低下・骨粗鬆症・子宮脱・背中・脇腹への激痛等の多彩な症状が起こり絶望的になりました。
思いきり、新宿の病院に転医。結果は甲状腺異常ではなく「クッシング病」との診断。急遽虎ノ門病院脳神経外科の山田先生をご紹介いただくことができました。
直ちに入院。脳下垂体の腫瘍摘出手術の説明を受けました。ACTHホルモン分泌量が多く、数値が異常に高く、副腎肥大となっていました。下垂体一面ギリギリの大きな腫瘍が出来ていた為、場合によっては下垂体の切除もあるとの説明に納得し、手術を受けました。結果は全腫瘍完全摘出・下垂体は無事でした。
嬉し涙がとめどなく溢れました。手術は大成功です!!
術後はホルモン数値が0に近い状態。服薬で補い少しずつ薬を減らして平成12年4月まで服用。副腎も正常値に戻り、その後の経過も順調で手術から4年8ヶ月が過ぎ現在ホルモン数値も正常。再発もなく完治。これも全て、山田正三先生のお力と深く感謝しております。
東京都 主婦 67歳
山田先生の手術を受けましたのは発病から一度目の手術を受け、後再発し、二度目の手術をぜざるおえなくなった時です。頭痛がするとよく言いますが、頭を抱えて部屋を転げ回るほどの、額が真っ二つに裂かれるほどの痛さをどうして忘れることができましょう。私がまだ32歳の頃、発病。当時どれほど多くの病院を回ったかわかりません。原因不明のまま耐えがたきを耐え、口では言えない苦痛を味わっていました。
T大学付属病院にて「特発性エンプティセラー」と診断が下り、入退院を繰り返し退院してからも定期的にに通いました。1988年4月、当時の最新MRIのフィルムに親指大の腫瘍が写り、N大学付属病院へ。そこでK先生の手術をうけることに。とても腕のよい先生でした。「手術がムリなほど大きく腫瘍がふくらんでいる、なぜここまでほっておいたの?」といわれ、「手術がムリな場合、コバルトをかける方法もあるが、その場合、植物人間になる可能性もある」「君の場合は下垂体腫瘍だが、視床下部に食い込んでいる腫瘍の部分は残さざるを得まい。90%以上は取り除けるだろう。」結局むずかしいといわれながらも手術をして下さることになりました。
その後、 順調に回復し、生きている喜びを感じました。しかしながら、1999年3月にMRIに腫瘍が見て取れ、再発。私のショックは計り知れないものとなりました。その時、T医大のT教授は「うーん、もう出ないと思っていたが…」と言われ、「大丈夫、日本一の先生を紹介するから」と言われました。
山田先生の診察日は3月23日に。4月5日に入院が決定。4月9日に手術が決まりました。山田先生からは「二度目の手術なので、最もリスクのない方法は、前回と同じ場所からの手術が良い」と説明があり、「問題はその場所が有効に使えるかどうかだ。」と図解をまじえてご説明下さいました。山田先生は「わかりました。あたりまえのことですが出来る限りのことは致します。頑張りましょう。心配はいりませんからね。」と励まして下さいました。手術は成功。まだ安静が必要なので6月くらいまで入院せねばなりません。
ある日の夜、突然鼻から出血し、止まらなくなり、虎ノ門病院の耳鼻科の先生に駆けつけていただき、翌日午後1200ccの輸血をする事態もありました。翌 5月4日、圧可変式バブルシャントシステムを留置する手術を受けました。これは脳腫瘍摘出後、髄液が鼻から流れる量が多く、ほおっておくと水頭症になる危険性が高いからです。6月22日に退院することができました。
今考えても私は本当に運が強い人間です。現在56歳になりますが、まだまだ元気でもっともっと生きていかれそうな気がします。7ヶ月の孫もでき、もう可愛くてどうしようもありません。
私の大変難しい脳腫瘍の手術を成功裏に成し遂げて下さいました虎ノ門病院の山田先生に深く深く、感謝を申し上げます。
2002年 2月 Mさん